【ギア選びのウソホント】Vol.261「グローブは必ず“アタリ”を確認しよう」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 冬になると体は動かなくなり、ボールが飛ばなくなりますが、クラブにも変化が起きます。その代表例がグリップが硬くなることです。定期的にグリップを交換しているプロでさえ感じるこ……
前回、ボール、グリップ、グローブは統一感が大事だと説明しました。今回はグローブについてです。クラブいじりとは直接関係がありませんが、握り心地や振り心地が変わる要素でもあるため、とても重要です。
青木功プロの話になりますが、青木プロは黒のグローブで統一していました。白いグローブは漂白剤を使っているため、硬さが変わるのだそうです。均一性の高いグローブにすることでフィーリングを揃えていたのです。それだけ手の感触を大切にしていたわけです。手とグリップは、クラブをコントロールする大事なパーツですから違和感があってはダメですし、いつでも同じフィーリングを保つことが重要です。その意味でもグローブは毎回同じものを使い続けましょう。
では、グローブ選びにポイントはあるのか?天然皮革や人工皮革などの素材、タイトめ、緩めなどのフィット感は正直、好みでいいと思います。ただ、ひとつだけ確認してほしいのは“アタリ”です。グローブの縫製で指の関節や谷間にアタリがないか? 試着するときに確認しましょう。アタリは痛みまではいかなくても気になるものです。メーカーによってサイズも違いますので、必ず試着してから決めましょう。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年12月23日号より


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