【ギア選びのウソホント】Vol.257「グリップの太さでストロークが変わる」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 最もベーシックな鉛チューンは、ヘッドのソール側やバックフェースに貼るのが基本ですが、シャフトに鉛を貼ることもできます。貼る位置はグリップ側です。そこに貼るとカウンターバラ……
前回まで手軽にできる鉛チューンを解説してきましたが、今回からは「クラブいじり」のステップ2、グリップ交換です。
グリップで最もイメージしやすいのはパターでしょう。細いモノ、太いモノ、丸形や四角形など、そのバリエーションはさまざまです。パターのグリップを替えると構え方やストロークが変わります。パッティングで悩んでいるのであれば、試してみる価値はあると思います。
まずは基本的な特性を覚えておいてください。太いグリップに替えると手元が高くなり(ハンドアップ)、アップライトな構えになります。するとストロークはストレート軌道に近くなります。一方、細いグリップに替えると手元は低くなる(ハンドダウン)傾向があり、ストロークはイン・トゥ・イン軌道になりやすいです。
またグリップの太さでフィーリングも変わります。太い場合、指の包み込みが緩まることで手先の感覚は鈍くなりますが、細い場合はしっかり包み込めるので手先の感覚が敏感になるのです。
種類が豊富なパターグリップですが、相性が合えば、構えやすくなったり、ストロークがスムーズになります。中古ショップに行けば、さまざまなグリップを試せますよ。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年11月25日号より


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