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【ギア選びのウソホント】Vol.252「クラブいじり」のススメ

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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  • 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら クラブの見た目は、スコアに直結するクラブほど重要度が増します。その中で最も注意したいのが、パターの見た目です。前回、まぶしさがフェースの向きを狂わせる話をしましたが、パタ……

今週からはテーマを変え、「クラブいじり」について解説していきます。クラブいじりとは、言うなれば、自分流のカスタマイズです。私が若かった頃は、クラブいじりは誰もがしているものでした。ウェッジのソールをヤスリで削ったり、グリップを替えたり、鉛を貼ったり……。そういったクラブいじりが、クラブへの興味や知識につながるきっかけになりましたし、愛着も一層強くなったのです。アマチュアの方にも、どんどんクラブいじりをしてもらいたいと思っています。

では、何から始めればいいのか? ですが、最も簡単なのは鉛を貼ることです。ヘッドやシャフトに鉛を貼ることで、クラブの重さやヘッドの重心を変化させるわけです。昔はクラブ専用の鉛がなかったので釣具屋で板鉛を買い、グラムを測りながら両面テープで貼っていました。そうやって1ヤードでも遠くへ飛ばそう、1打でもスコアを縮めようと楽しみながらいじっていたものです。

今のドライバーやFWは、弾道調整機能としてウェイトが替えられるモデルが多いですが、鉛であれば、ウェッジやパターにも貼ることができます。鉛は数百円で買えますから最も手軽なクラブいじりと言えます。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月21日号より