【ギア選びのウソホント】Vol.249「ピンを狙うクラブほど見た目が大事」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 今回からは「見た目」について考えていきたいと思います。クラブをコントロールするゴルフでは、見た目の影響が大きいです。この前提にあるのが「構えやすい」「構えにくい」という感……
クラブの見た目がとくに重要なのが、グリーンやカップを狙うクラブです。前回、ドライバーの見た目について解説しましたが、ドライバーやFWなどは、狙いがそれほどピンポイントではありません。ですが、グリーンに乗せる、カップに入れるクラブは、狙いが1点に絞られるため、見た目の影響が大きいのです。
私が使っているウェッジも以前とは違うメーカーのモデルで、微妙に形が違っていました。ですので、慣れるまでにかなり時間がかかった記憶があります。それだけ見た目からくるフィーリングに差があるのです。昔はフェースの見え方(トウの逃げ感など)が嫌で、自分で黒マジックを使って塗ったり、ヤスリで削ったりしたこともあったくらいです。
ウェッジの場合、ヘッドの輪郭とリーディングエッジに注目しましょう。その際、フェースを開いても構えやすいか? これは必ず確認してください。アマチュアはフェースを開くと違和感があるかもしれないですが、それは練習不足が原因でもあります。ウェッジはさまざまな球を打ち分けられるクラブです。フェースを開いたり、ロフトを立てたりしながら見た目との相性を探っていくことが大切です。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年9月30日号より


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