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名器「2-BALL」と最先端のテクノロジーが融合! 「2-BALL TEN」は夢のパターだ

PHOTO/Tomoya Nomura THANKS/東名CC

ジョン・ラームをはじめ、PGAツアーでプロが次々と使用しているオデッセイ「2-BALL TEN」。プロに人気がある「TEN」の形と、伝統的な「2-BALL」のアライメントを融合。オデッセイの持てるすべてのテクノロジーを集約した最強パターが誕生した!

試打・解説/香西成都
元ナイキスタッフプレーヤー。ゴルフパートナーでのスタッフ経験もあり、技術だけでなくギアへの造詣が深い。ETGS千葉校にてレッスンを行う

名器「2-BALL」と最先端「TEN」の
いいとこどり!

2001年に登場するや否や空前の大ヒットとなったオデッセイの「2-BALL」と、多くのプロが勝利を挙げている“大型マレット”の「TEN」。このデザインを合体させ集約したのが、この「2-BALL TEN」だ。

自身も「2-BALL」ユーザーだという香西プロは「これはものすごいパターが登場しました。『2-BALL』のアライメントの取りやすさは誰もが一度は経験して知っていることでしょう。それが、四角に近い形状でターゲットにスクエアに構えやすいとプロにも人気の『TEN』に搭載されたら鬼に金棒。これ以上、パターに望むものはないと言ってもいいくらい。打つまでもなく、構えただけで、そのよさが感じられます。入る、入らないはともかく、狙ったラインに正確に打ち出せそうです」と試打する前から大絶賛。果たしてその実力は?



2-BALL TEN」がツアーを席巻中!

2001年に登場し、一大ブームを巻き起こした初代「2-BALL」。男女問わず数えきれないほど多くのプロが使い歴史的金字塔を打ち立てたが、「2-BALL TEN」も、当時を超えるかのような勢いで、急速にプロの間に広まっている。ジョン・ラームがキャロウェイに移籍後すぐにスイッチしただけでなく、すでにPGAツアーで勝利も挙げている。

世界アマチュアランキング1位を歴代最長となる60週記録したアリゾナ州立大学時代、ラームが使っていたパターは「2-BALL」だった。そして今年からキャロウェイと契約すると2月のファーマーズインシュランスオープンから「2-BALL TEN」にスイッチ。マスターズまでの7戦中5回もトップテン入りと絶好調。マスターズ最終日での驚異的な追い上げも記憶に新しい

<主な使用選手>
2-BALL TEN……ジョン・ラーム、ブランデン・グレース、J. J. スポーン、エリック・ファン・ローエン、マーク・アンダーソン
2-BALL TEN S……マット・エブリー、ファブリシオ・サノッティ
2-BALL TEN TOUR LINED……グレイソン・シグ
2-BALL TEN S TOUR LINED……D. J. トラハン、ブライアン・スチュアード、深堀圭一郎
2-BALL TEN S TRIPLE TRACK……ディラン・フリッテリ
TEN……ぺ・ヒギョン
TEN TRIPLE TRACK……青木瀬令奈


すべてのテクノロジーがこの1本に
真っすぐにしか転がらない

慣性モーメントの大きなヘッドに、構えやすくストロークをイメージしやすいアライメント。さらには転がりにいいフェースに、ストロークが安定するシャフト搭載と、まさに「全部入り」の“ドリームモデル”とも呼べそうな「2-BALL TEN」。試打した香西プロによると

「ボールを3つ並べる感覚でアドレスしたら、インパクトで再び3つ並べるだけで、狙い通りに打ち出せるのが『2-BALL』のよさ。ボールを3つ揃えることでフェースがスクエアになるからです。『TEN』のヘッドだけでもターゲットに対して構えやすいのに、そこに『2-BALL』のアライメント性能が加わったら、狙ったラインにしか打てません。ラインのイメージは人それぞれで、細い線の人もいれば、ボールの幅、カップの幅の人もいるでしょう。『2-BALL TEN』には、3種類のアライメントがあるので、自分が最もラインをイメージしやすいモデルが選べます」

アライメントは3タイプ

白い2つのディスクだけの「2-BALL TEN」、2つのディスクの中央を貫くように黒のラインが描かれている「2-BALL TEN TOUR LINED」、そして2つのディスクにトリプル・トラック テクノロジーを加えた「2-BALL TEN TRIPLE TRACK」と、3つのアライメントを選ぶことができる

2-BALL TEN

神経質になりすぎず
アバウトに構えられる

2-BALL TEN TOUR LINED

ツアープロから好まれる
1本の黒ライン

2-BALL TEN TRIPLE TRACK

ボールと合わせれば
3本線がさらにくっきり

自分のストロークタイプと
ミスの傾向でネックを選ぼう

「ダブルベント」「センターシャフト」は、どちらも水平な台にシャフトを寝かせヘッドを浮かせたときにフェース面が真上を向く「フェースバランス」で、振り子のように真っすぐなストロークに向いている。「ダブルベント」は「センターシャフト」に比べてフェースが後ろに下がっているので、インパクトのタイミングが遅くなり、フェースがターンする時間が生まれるので、つかまりがよく、右へのミスが出にくい。逆に左へのミスを抑えたい人「センターシャフト」が向いている。ストローク中にフェースを開閉させたい人「ショートスラント」を。ミスに強い「2-BALL TEN」の特性はそのまま、フェースの開閉をしやすくなっている

テクノロジーはこれだけじゃない!

マイクロヒンジ★インサート」が
スムーズな順回転を生む

従来の「マイクロヒンジ」の順回転を与える効果はそのままに、より高めの打球音、しっかりした打感を実現した「マイクロヒンジ★インサート」。インパクトしてすぐにボールに順回転を与える効果で、無駄なバックスピンを減らし、ラインに乗りやすく、カップイン率が高まる

軽く&硬くなりストロークが安定
NEW「STROKE LABシャフト

カーボンとスチールの複合シャフト「STROKE LAB シャフト」も進化。オリジナルよりもスチール部を短く、カーボン部を長くした新設計で、ストロークテンポ、インパクト、スウィングアークが従来よりも安定。さらに一貫性のあるパッティングを可能にした

週刊ゴルフダイジェスト2021年5月11・18日合併号より