ドライバーは「慣性モーメントが大きいこと」が良いとされる昨今。そんな時代に真っ向から立ち向かうかのようなドライバー、それが「ミネルヴァ ヴァンガード」。このドライバー、操れまくる!

PHOTO／Tomoya Nomura　THANKS／平川CC

10K時代に対抗!
ミニドラ愛用者にも好評

ドライバーは空前の「大慣性モーメント」時代。その数値を競い合うような商品開発が、毎年繰り返されている。もちろん大慣性モーメントドライバーはいいものだが、すべてのゴルファーに合うというわけではないのもまた事実。ドローやフェードを打ち分けたり、自分好みの弾道にとことんこだわりたいゴルファーは、いつの時代も常にいる。

そんなこだわり派のゴルファー“だけ”をターゲットに絞って開発されたなんとも潔いドライバーが、このミネルヴァ ヴァンガード。

元々ミネルヴァは飛距離性能がクチコミで広がり、2022年のデビューと同時に話題になったカスタムメーカーだが、飛びはそのまま、ブランド2作目となる今作では操作性を研ぎ澄まして開発。

ソールの4つのウェイトで球筋を、フェース下の2つのウェイトでスピンを、さらに可変スリーブで弾道を最適化。徹底的にコントロール性能を高めている。

「左バンカーからフェードでフェアウェイ右に置きたい」とか、「中弾道ドローでランも含めた飛距離を稼ぎたい」のような、中上級者の“弾道チューニング欲”に応えてくれるドライバーは、高いコントロール性を持つ「ミニドラ」の愛用者からも好評なのだとか。

ドライバーにコントロール性と飛び、両方を求めるゴルファーに、おすすめだ。

ミネルヴァ「ヴァンガード」

●ロフト／9.5〜12.5度（±1度可変）
●長さ／45.5インチ　●総重量／301g
●体積／460cc　●ライ角／58.5度
●フェース／オリジナル特殊複合チタン鋳造カップフェース
●ボディ／オリジナル特殊複合チタン精密鋳造
●シャフト／シンカグラファイト ループ スラッシュTYPE-R
●シャフトウェイト／57g
●シャフトフレックス／5R
●トルク／4.9度（TYPE-R5）
●価格／16万2000円

週刊ゴルフダイジェスト2024年12月17日号より

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