コンパクトだけど侮れない! プロギアの測定器が面白くて役に立つ【プレゼントあり】
簡単にヘッドスピードや推定飛距離が測定できるプロギア「レッドアイズポケット」から、新モデルが登場。さっそく進化したポイントや使い勝手をチェックした。
プロギアの「レッドアイズポケット」シリーズは、ボールの後方に置いてスウィングするだけで、簡単にヘッドスピードや推定飛距離が測定できる便利なアイテム。今回発売されたのは、その最新モデル「HS-130」。
画面が大きくなり
4項目を同時に表示
測定できる項目は、ヘッドスピード、ボール初速、ミート率、飛距離の4項目。飛距離は、トータルとキャリーの2種類の距離表示から選択できる。
前作は、ボール初速とミート率を同時に表示することができず、画面を切り替える必要があったが、今回のモデルは画面を大きくすることで、すべての項目を1画面で表示できるようになった。
ミート率は、ボール初速をヘッドスピードで割った数値。すなわち、ヘッドスピードがどれだけ効率よくボールスピードにつながったかを示す数値で、理想は1.5。この値が低いほど、ボールに力が上手く伝わっていないことになる。飛距離アップのためには、ぜひ注目したい指標のひとつだ。
計測できる数値は、ヘッドスピード(上段)、ボール初速(中段左)、ミート率(中段右)、飛距離(下段)の4項目。画面サイズが前作の1.3倍になり、より見やすくなった
飛距離は、計測されたヘッドスピードとボール初速を元に、番手ごとの平均的な打ち出し角やスピン量を加味して算出された推測値。とくにスピン量が標準よりも多い人は、初速が早くてもボールが途中から吹き上がる形になり、測定値と実際の飛距離が大きく離れることがあるので注意が必要だ。
アプローチの距離感を
磨くのにうってつけ
ただ、推測値とはいえ、距離表示は非常に参考になる。とくに、ウェッジで距離を打ち分ける練習をしたいときにいい。1球ごとに、50Y、30Y、65Y……などと打つ距離を宣言し、測定値をチェック。自分の感覚と照らし合わせることで、細かな距離を打ち分ける精度を上げることができる。モードはトータルではなくキャリーに設定すると、狙った落としどころまで打つ練習として効果がありそうだ。
さすがに遅いヘッドスピードには反応しないだろうと思いきや、HS13m/s程度でも測定できた。ちなみにキャリーは16Y。資料によると、約10Yから測定可能だという
練習場でいろんな番手を計測したあと、コース上でも計測してみる。すると面白いことが分かった。練習場で振ったときよりも、コースのほうが、ヘッドスピードが軒並み速くなっていたのだ。自分の中では、力まないよう、振りすぎないよう普段から注意しているつもりなのだが、コース上では知らず知らずのうちに“振って”しまっているのだろう。8割を意識していたのだが、6割ぐらいの力感でちょうどいいのかもしれない。
もちろん人によっては逆の(コースのほうが遅くなる)場合もありそうだが、いずれにせよ、そうした自分のクセが分かるだけで参考になるだろう。
それにしても、飛距離もやけに出ている。なんだか気が良くなってくるが、ボールの位置まで行くと、そこまで飛んでいるわけではない。いったいどういうことか?
実はコースで測定するときは注意が必要で、距離表示の右にある「Range」というモードを「Course」に切り替える必要があるようだ。練習場のボールとコースボールとでは性能が違うため、練習場モードのままコースで測定すると、驚くような数値が出てしまう。実力ではないのであしからず。
コースで使うときは「Course」モードにすることをお忘れなく。またルール上、飛球線上に目印となるものを置いたまま打つのはNGなので、競技等での使用は注意
ゴルフだけでなく
野球やサッカーでも使える
もうひとつ面白いのは、ゴルフだけでなく野球のピッチングやバッティング、サッカーのキックなども測定できること。お子さんが野球をやっている人は、スピードガンとしても使えるので、家族でも楽しめる。
これだけいろんな機能がついて、価格は2万円を切るという。本格的な計測器は100万円オーバーのものもあることを考えると、非常に良心的。軽くてサイズもコンパクトなので、持ち運びもラクラク。これは1つ持っていて損はない。
発売は4月9日。プロギア直営店とプロギアGINZA公式ショッピングサイト(https://prgr-ginza.com)限定で販売されるという。
プロギア
レッドアイズポケットHS-130
価格/オープン(参考価格/税込1万9800円)
サイズ/55㎜×116㎜×48㎜
重量/131g
今回は特別に
5名様にプレゼント!
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