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【ギア選びのウソホント】Vol.186「自分のスタイルに合わせられるのも“ネオマレ”の魅力」

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

ヘッド形状全体のデザインや、様々な太さや角度の線によって、アライメントを取りやすく、ラインに対して構えやすいのが、ネオマレット型パターの一番のメリット。さらに、ウェイトの配分によって、重心位置などを自分好みに調整しやすいのも、ヘッドサイズの大きいネオマレット型の利点のひとつだと思います。

ウェイト調整の機能を使いながら、シャフト長を変え、長めのグリップなどを装着することで、『クロスハンド』や『クロー』といった自分の握り方のスタイルにも合わせやすい。また、「グリップは“オートマチック”に動かしたい、ヘッドは“若干の操作性”がほしい」といった組み合わせにすることも可能です。手首の動きをミニマムにするために、太めのグリップを入れる。ヘッドはショートスラントネックにして、“トウ・フロー”の動きを入れるといった具合です。自分好みの「ストロークの自由度」を高められるのも、ネオマレット型の特徴だと思います。

全米プロで優勝を飾ったX・シャウフェレのパターもオデッセイのネオマレット型でした。今後、どの選手が“ネオマレ”を使用して活躍するのか。目が離せませんね。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月11日号より