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【ギア選びのウソホント】Vol.179 高価なものいいとは限らない! 「グローブ」選びで大事なこと

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

グローブもゴルフの上達に重要なアイテムだと思います。ただ、こだわる人はこだわりますが、クラブなどのギアに比べて、ある意味適当に選んでいるアマチュアの方も多いように思います。

グローブを選ぶ際に、一番大切なのは、自分の手に合う“フィット感”。天然皮革や合成皮革といった素材の違いもありますが、同じ素材でも、モデルによって、厚めの革、薄めの革といった具合に違いが生じます。実際にグローブを手にはめてみれば、「厚めのほうが耐久性はありそうだけど、ややフィット感は落ちるな」といったことを感じると思います。

クラブのグリップと手が接するときの感覚は非常に重要です。グリーン上でパットする際や、グリーン周りのウェッジワークのときにグローブを外す方もいると思いますが、これは素手でグリップを握ることで、より繊細なタッチを出すためのもの。こういった大切な手の“センサー”を生かすためにも、フィット感のあるグローブを選ぶことが大事になってくるのです。

高価なものが、自分好みのフィット感のものというわけではないと思います。いろいろなモデルを試してみて、自分に合うグローブを見つけたいですね。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2024年4月16日号より