「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

気候も暖かくなり、いよいよゴルフシーズン到来。シーズンインを前に、ご自分のクラブのグリップを見直してみるのはいかがでしょうか。

練習場などで、アマチュアの方のクラブを見ていると、完全にツルツルにはなっていないのですが、摩耗し始めているグリップを使っている方が結構います。摩耗、劣化し始めたグリップは、やはり滑りますから、気付かないうちにグリップを強く握って、腕に余計な力が入ったスウィングになったりしてしまう。「長く使っているUTが、最近、上手く当たらないんだよな」という場合は、グリップが摩耗し始めていて、スウィングに影響を及ぼしている可能性があるので要注意です。

自分好みのグリップはどのように選べばいいのか?　素材、硬さ、太さ、色など、様々な種類のものがゴルフショップにはあります。クラブに装着されていないものでも、実際にグリップを握ってみて、アドレス、トップ、インパクト、フィニッシュの形を取ってみる。A、B、Cといった3種類のモデルがあれば、必ずその違いを感じるはず。ギュッと握らなくてもフィット感を感じるモデルのグリップを選ぶのがおすすめです。

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2024年4月9日号より