注目の最新ギアを紹介＆プレゼントするGG＆G（ゴルフグッズ&ギア）。今回取り上げるのは、ロイヤルコレクションの『TM-X』ユーティリティ。

TEXT／Motoharu Tajima　PHOTO／Takanori Miki

初めての一人予約。見るからに仕事ができそうな紳士からご挨拶いただく。他の二人は、かなり個性的なので、必然的に紳士と言葉を交わす。かなりの上級者である紳士が、買ったばかりのユーティリティを見て「おっロイコレですね。いい球だ!　やっぱりロイコレいい音しますね!」と褒めてくれた。

「ロイコレって何?」と思ったが、昔からロイヤルコレクションを略して「ロイコレ」と呼ぶらしい。

ロイヤルコレクション『TM-X ユーティリティ』は行きつけのショップ店員のイチオシだった。クラブに詳しくない私は、外ブラが欲しかったが、試打したら気持ちよくて購入。いわく、「20年前はこのブランドのフェアウェイウッド、ユーティリティが大人気で、プロや上級者がこぞって使ったんですよ」とのこと。確かに構えやすく、打ちやすく、気に入っている。紳士が「ちょっと構えさせて」というので手渡すと、「アイアン感覚でアドレスできるので目標にライン出しがしやすそうですね。このシャフトは9.4ミリかな?　どおりでヘッドの挙動が安定していい球が出るわけだ」と言う。

「UTには珍しいカーボンクラウンだからスピンが抑えられ強い弾道で攻められるし、カーボンクラウンの分、余剰重量が使えるから、たぶんこのソールのウェイトを使って調整や重心位置もカスタマイズできるのも楽しそう」と解説してくれた。店員が言ったこととピッタリ同じ。かなりのギアマニアみたいだ。

アイアンに近い「顔」でアドレスから目標に対してラインが出しやすい。小ぶりなヘッドながら、シャフトは9.4ミリと太めのチップ径でヘッドの挙動が安定する

豚もおだてりゃ木に登る。扱いやすい純正シャフトのおかげもあってユーティリティだけは絶好調。長めのパー3ではニアピンだし、1Wでミスしても取り返せる。ややこしいところからでもグリーンに乗る。「決めた!　帰りにロイコレ買いに行きます」と紳士。私も他の番手が欲しくなってしまった。良いロイコレ仲間ができて、一人予約もなかなか良い経験だった。

ロイヤルコレクション

TM-X ユーティリティ

●U2（ロフト角/18度、ライ角/61.0度）、U3（ロフト角/21度、ライ角/61.5度）、U4（ロフト角/24度、ライ角/62.0度）
●素材／クラウン：カーボン、フェ－ス：HT1770M、ボディ：17-4ph、ソール：アルミプレート搭載
●シャフト／Royal Collection TT-5（S、SR、R）
●価格／5万3900円（1本）

今回はロイヤルコレクション『TM-X ユーティリティ』を1名様にプレゼント!

下記リンクよりご応募ください。
【応募締め切り】2024年2月6日（火）24時
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週刊ゴルフダイジェスト2024年2月6日号より