コリン・モリカワと中島啓太。2人のショットメーカーが選んだのは「P7MB」と「P7MC」のコンボセッティング
2023年のPGAツアーがハワイ2連戦で幕を開けた。1戦目のセントリートーナメント・オブ・チャンピオンズで優勝争いをしたコリン・モリカワ、2戦目のソニーオープン・イン・ハワイでプロ転向後、初の海外遠征となった中島啓太。このふたり、実は同じアイアンを使っていた!
PHOTO/Blue Sky Photos
PGAツアー屈指のショットメーカーとして知られるコリン・モリカワ。グリーンを狙ったショットの貢献度を表すスタッツ「ストロークゲインド(SG)アプローチ・ザ・グリーン」では20-21シーズンに1位だったのをはじめ、この3シーズンすべてで3位以内とショットのキレ味が抜きん出ている。そんな彼が今年の初戦、セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズで新しいアイアンを投入した。
「あらゆるソールパターン、バウンス角、ソール幅を試した」というモリカワが4年半ぶりに選んだマッスルバックは新しい「P7MB」のプロトタイプ。自身のイニシャルを冠し「P7CM」と刻印されているが、以前よりショットがバラつかなくなったという。また5番と6番もキャビティバックの新「P7MC」にスイッチ。その結果、3日目までノーボギーで回り、4日間で25バーディ、パーオン率は86.11%を記録した。
アイアンは新「P7MC」(#5、#6)と新「P7MBプロト」(#7~PW)のコンボを選んだコリン・モリカワ。「ステルス2 プラス」ドライバーも投入した
ハワイ2戦目のソニーオープン・イン・ハワイがプロとして初の海外遠征となった中島啓太も新しいクラブを投入。ドライバーはモリカワと同じ「ステルス2 プラス」。そしてアイアンも番手の組み合わせこそ違うものの、同じ新「P7MB」と新「P7MC」のコンボを使用。ハワイでの大会後は米国本土に移動し、現地で調整を続けながら、米ツアーへの出場機会を探るという。昨年は未勝利に終わったふたりだったが、新たな武器を手に今シーズンの躍進を誓う。
テーラーメイド New P700 シリーズ
週刊ゴルフダイジェスト2023年2月7日号より
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