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【幸服論】Vol.42 見た目スッキリ! いまどき防寒パンツの着こなし方

幸服論
2021.11.21

朝晩寒くなってきたこれからの季節に重宝するのが防寒パンツだ。最新モデルの選び方と着こなしのコツを森岡さんに聞いた。

PHOTO/Kosuke Mori

●今月のテーマ●

防寒パンツの選び方と着こなし

防寒パンツ=動きづらいではなくなった

――ダウンや中綿入りの防寒パンツは、暖かいのは分かっているのですが着膨れするしスウィングしづらい印象があって避けてきました……。

森岡 近頃は温暖と言いつつも、年齢を重ねると、やっぱり冬の寒さはこたえてきますよね。だから私は積極的に防寒パンツをはきますが、最新モデルだけ、と決めています。

――やはりトレンドを加味して、ということでしょうか?


森岡 そうではなく、最新の防寒パンツはやはり素材の進化が凄いからです。生地が暖かいのに極限まで軽くて薄い。それが見た目のカッコ良さだけでなく、プレーにも影響を与えるからです。寒さを我慢しながらのプレーはスコアメイクによくないですからね。

――なるほど。細身ということはスラックスと同じようにはいていいわけですね?

森岡 そうです。ただ、そうは言ってもスラックスよりボリュームはあるので上下でバランスをとるのが大事。ニットブルゾンだと軽やか過ぎず重たすぎず好バランス。いまどきのほっそり系防寒パンツにはとても合うと思いますよ。

今どき暖かパンツはココが進化した!
(1)ストレッチ素材でお腹周りもラク
(2)ハイテク素材で薄くても暖かい
(3)テーパードでひざ下はスッキリ

防寒パンツを選ぶときのポイント】
スラックスに比べれば生地に厚みがあるので、モノトーンをはじめとするシックな色味の方がすっきり見える

●白・黒・グレーのモノトーンは汎用性大
●いまどきは生地厚=暖かいとは限らない
●通気性の高さも大事

見た目もはき心地も秀逸な3本

美脚に見せるほっそりシルエット

ウエスト部分がゴム仕立てなのでお腹周りがラク。3万9600円/セント・アンドリュース

縫い目のない圧着式のジップポケットは見た目のスポーティさを主張する

動きやすさを重視したアスリート向け

綿のような風合いで、柔らかく動きやすい生地を使った。2万8600円/デサントゴルフ

スウィング時の動きを分析し、最適なカッティング処理で快適性をキープ

“ありそうでなかった”を追求した「未来ウェア」の新作

インナーに高品質ダウンを使い、最高の軽さと暖かさを実現した1本。1万7600円/未来ウェア

ひざ下は4WAYで驚くほど伸びる特殊なストレッチ素材で動きやすい

月刊ゴルフダイジェスト2022年1月号より