スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今回は、昨年5年ぶりの優勝で勢いに乗るジェイソン・デイの着こなしをチェック。

PHOTO／Blue Sky Photos、Kosuke Mori

●今月のテーマ●

「ワイドシルエット」の着こなし方

無理してない雰囲気が大人っぽく見える

――今月は日本での人気も高いジェイソン・デイです。鍛え上げられた体を生かしたピタピタなウェアを着ている印象の強いデイ。けれど、今シーズンからマルボンゴルフと契約してゆったりシルエットに変貌しました。

森岡　印象が全然違いますよね。個人的にはこちらの着こなしのほうが好印象に見えますね。

――それはなぜですか?

森岡　彼も36歳でベテランの域です。タイトなウェアは、フレッシュなプロのほうが似合うと思いますし、少しゆとりのある着こなしは、どこか余裕を感じさせてくれます。“頑張ってる”感じがしないので、僕らにも参考になる着こなしですね。

――なるほど。確かに僕らもこういった着こなしのほうが親近感が湧きます。ちなみに、こういったウェアを着るうえでポイントはありますか?

森岡　いまストリート感が街着として若者にも流行っていますが、あまり出さないほうがいいと思います。シャツはしっかりタックインをして、パンツはプリーツを入れるなど上品にまとめたほうがスマートです。

――体形をごまかせそうで僕らも取り入れる価値ありですね。

ゆったりシルエットの大人コーデ2選

今季オススメのオーバーサイズアイテム

＜問い合わせ先＞ヒールクリーク、ロサーセン、ジェイリンドバーグ（グリップインターナショナル 03-6408-8686）　ジョーンズ×トラヴィスマシュー コレクション、トラヴィスマシュー 3.0、トラヴィスマシュー、クウェーター バイ トラヴィスマシュー（キャロウェイ ゴルフ お客様ダイヤル0120-300-147） ビームス ゴルフ（ビームス ゴルフ 有楽町 03-5221-6001）

月刊ゴルフダイジェスト2024年9月号より