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【幸服論】Vol.61 一足は持っておきたい! クラシカルな「正統靴」でいまどき上品コーデ

幸服論
2023.08.23

スニーカータイプのソフトスパイクやスパイクレスが全盛のいま、やっぱり一足は持っておきたいのが本革仕様の正統派シューズだ。

PHOTO/Tomoya Nomura

●今月のテーマ●

一足早く初秋のシューズ選び

合わせるパンツはほっそりテーパード

――アディダスのスタンスミスやコンバースのオールスターなど、往年のスニーカータイプのゴルフシューズがかなり増えてきましたね。

森岡 年配の人も履いてますし、ある種確立したジャンルになりました。私としては、だからこそ本革を使ったクラシックタイプが逆に新鮮に見えます。やっぱり一足は持っていたいですね。

――確かに名門コースや目上の人と回るときの身だしなみは大事。「コイツちゃんとしてるな」感は欲しいです。

森岡 今は昔ほど硬くて重くないですし、とても歩きやすいのでかなり進化してますよ。少し値は張りますが、手入れをちゃんとすれば長く使えますし“一生モノ”として持っておくのはありだと思います。

ROYAL ALBARTROSS

気品と洒落っ気あふれるウイングチップ

ビブラムソールを使い、クラシックながらも快適な履き心地なのが◎。5万9400円/ロイヤルアルバトロス

ほっそりスラックスならどんな正統靴とも好相性

クラシックシューズは無理にカジュアルなパンツを合わせずスラックス型が◎。ただ裾幅が細いテーパード型ならいまどきのシルエットになる。ポロシャツ2万6400円/ジェイリンドバーグ、パンツ1万7600円、ベルト9350円/ともにロサーセン、ソックス1760円/フットジョイ、グローブ4180円/アッシャー


ecco

エンボス加工がお洒落なスパイクレス

革がしなやかで足にフィット。スパイクレスなので街中でも履ける一足だ。3万5200円/エコー

ブラウンや黒といったダーク系のシューズには程よいシックさを生むベージュのパンツが好相性。重たすぎない雰囲気に仕上がる。パンツ1万7600円/タイトリスト

LAMBDA

ちょい遊び心を加えるならキルト付きがオススメ

革をふんだんに使い、重厚な雰囲気と履き心地。ウォータープルーフ仕上げ。5万5000円/ラムダ

ホワイトといった明るい色味のシューズにはあえてダークトーンのパンツで今風に。裾が細いと野暮ったさはなくスマートにキマる。パンツ1万7600円/ロサーセン

FootJoy

天然皮革を贅沢に使ったオリジナルモデル

見た目とは裏腹に圧倒的に軽く、長時間のプレーでも疲れにくいのが魅力。2万6400円/フットジョイ

2色使いのコンビシューズは、グレンチェックなど正統柄のパンツと合わせるのがオススメ。上品さが香る英国風コーディネートだ。パンツ1万4300円/フットジョイ

本革は味が出ているとよりサマになる!

本革はメンテナンスが大事。汚れをしっかりとって、オイルを染み込ませると独特の艶が生まれ、さらに耐久性も高くなる。プレー後は必須だ

<問い合わせ先>フットジョイ、タイトリスト(アクシネット ジャパン インク 0120-935-325)、エコー(エコー・ジャパン 0120-974-010) ジェイリンドバーグ、ロサーセン(グリップインターナショナル 03-6408-8686)、ロイヤルアルバトロス、ラムダ、アッシャー(ジル&ロウズ広尾店 03-6809-3471)

解説/森岡 弘(スタイリスト)

ファッション誌の編集からスタイリストに転身。芸能人やアスリートなどの多くの衣装を手がける

※フットジョイのシューズは、誌面では「コラボモデル」・「2万4200円」と表記しておりましたが、正しくは「フットジョイオリジナルモデル」・「2万6400円」です。お詫びとともにここに訂正いたします。

月刊ゴルフダイジェスト2023年10月号より