寒くなるこれからの季節こそ、絶好の練習シーズン。カラダ作りや練習場で上達に励むのもいいが、思い切って常夏の海外でゴルフ三昧はいかが?　今回は、東南アジア・タイにある人気コース「バンプラゴルフクラブ」で、来年1月に開催するレッスン合宿を紹介しよう。

晴天率が高く、温暖で快適!
1月のタイはゴルフのベストシーズン

1月のタイは平均気温27℃程度、乾季にあたり晴れる日が多く、最も過ごしやすい季節だ。緑のフェアウェイは美しく、暖かく快適にゴルフも旅も楽しめる最高のシーズンを迎える。

ゴルフ王国ともいわれるタイには、首都バンコクを中心にクオリティの高いゴルフコースが点在し、世界中から多くのゴルファーが訪れる。中でも今回合宿を開催する「バンプラゴルフクラブ」（以下バンプラ）は、タイの空の玄関口・スワンナプーム国際空港から車で80分ほどの美しい山々に囲まれた丘陵地に広がり、1958年に開場した歴史と伝統を誇る名コースだ。数々の国際的なトーナメントの舞台にも選ばれ、日本人ゴルファーにも人気。古閑美保プロや上田桃子プロ、笠りつ子プロなど多くのトッププロを輩出している「坂田塾」の合宿先としても知られている。

一人ひとりに寄り添ったレッスンで
効率よくスキルアップ　

今回の合宿は、笠りつ子プロとともに坂田塾で腕を磨いた兄の笠哲郎プロが帯同。5日間の滞在中に3ラウンドし、午前中はラウンドレッスン、午後からはスウィングチェック、アプローチ・バンカーなどのショートゲームのレッスンなど、個人の悩みに合わせて一人ずつ細かく指導する。実戦と練習を繰り返すことで、短期間で技術をものにすることができ、1人で練習するよりも効率よくスキルアップできるというわけだ。

「どうやったら当たるようになるのか、スコアが縮まるのかを考えながらレッスンしています。ゴルフ歴は長いのになかなか上達しない、という方はぜひいらしてください!」（笠プロ）

天然芝から打てるドライビングレンジ
練習環境も抜群

一日のスケジュールを簡単に紹介しよう。まず午前中は18ホールのラウンド。適度なアップダウンと池やバンカーが巧みに配置された変化に富むレイアウト、そして高速グリーンで、戦略性の高さはタイ屈指。何度でも挑戦したいと思わせてくれるコースであり、3日間ラウンドしても飽きることはない。フェアウェイはカートでの乗り入れが可能で、キャディは1プレーヤーに1名。気持ちよくスムーズにプレーできるのもうれしいポイントだ。

午後からは練習三昧。天然芝から打てるドライビングレンジ、本コースを同等のクオリティを持つアプローチとバンカーの練習エリア、そしてパッティンググリーンは、どこも広く開放的。ゴルフの上達に欠かせない優れた練習環境があることも、バンプラ合宿の魅力だ。

＜1日のスケジュール（例）＞
●6:00～7:00　朝食、スタートまで各自練習（40球＝40バーツ／約170円　※2023年11月30日現在）
●7:00～8:00　ラウンドスタート（18ホールスループレー）
●12:00～13:00　ランチ「オススメはガパオライスとパッタイ」（笠プロ）
●13:00～16:00　練習場にてレッスン（ドライビングレンジにて動画撮影をしながらスウィングチェック、ショートゲームのレッスンなど）
●16:00～　　　希望者はマッサージへご案内、夕食（美味しいものを食べながらゴルフ談義を!）

ゴルフ後は地元グルメを堪能
街歩きやマッサージもオススメ!

合宿中は、コースに隣接するホテルに滞在。コースへは徒歩で移動でき、ゴルフに集中できる最高の環境といえる。

ゴルフの後は、タイ料理をはじめ日本食のメニューも豊富なホテル内レストランでのんびり寛ぐのもいいが、体力的に余裕があれば、リゾートのあるシラチャーの街へ出掛けるのもいいだろう。シラチャ―には日本企業も多く、タイの中でも比較的治安がいいそう。街歩きやショッピング、疲れたカラダを癒すマッサージに行くのもオススメだ。

1月に出発する合宿ツアーは、全国からアクセス至便な羽田発着。もちろん、バンコクへの直行便がある中部（セントレア）、関空、福岡から発着のアレンジも可能だ。

2024年の年始めは、寒い日本を飛び出してタイへ。日本でのゴルフシーズン前に、楽しみながらレベルアップしよう!