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早起き不要! 暑さも避けられる「薄暮」ってどんなプレースタイル?【明日使えるゴルフ用語】

普段当たり前のように使っているゴルフ用語だが、その成り立ちや意味を問われたときに、正しく返せるだろうか? ここではラウンド中の会話やゴルフ仲間とのやりとりで使える、ゴルフ用語にまつわるうんちくを紹介する。

夕暮れ時の心地よい風を浴びながらプレーできる(PHOTO/Tsukasa Kobayashi)


薄暮プレー


どんなゴルフ好きでも、真夏の日中のプレーというのは暑さに辟易するものだ。熱中症を警戒して夏はプレー自体を避けているという人もいるが、それでもラウンドしたいというゴルファーには涼しい朝夕の時間を利用した「早朝プレー」や「薄暮プレー」がオススメだ。ゴルフ以外ではあまり馴染みのない言葉だが「はくぼ」と読む。「トワイライト」(twilight)という呼び方をすることもある。

薄暮プレーの時間帯に明確な決まりはないが、一般的には15時以降のスタートで、ハーフプレー(9ホール)というケースが多い。その分、料金も割安だ。18ホールプレーを選択できるコースの場合は、ハーフの休憩を挟まないスループレーで、日没でプレー終了というのが通例だ。

最近では薄暮どころか夕方からティーオフする「ナイタープレー」もある。コースに照明設備が整い、コースを照らしてくれるので日没後でもゴルフが楽しめる。日中に比べ気温が低いのはもちろん、日焼けも気にしなくていい。帰りにひどい渋滞に巻き込まれることもないのでじわじわ人気が出ているとか。

ちなみに欧米では、到着した時点で空きがあればいつでもスタートできるのが普通なので、取り立てて「薄暮プレー」という概念はあまりない。地域によっては、夏場はサマータイム制を採用していて、さらに日が長く(21時くらいまで明るい)、会社帰りにゴルフ場に寄ってプレーというスタイルも、きわめて一般的だ。

暑い夏でもラウンドしたい方は、薄暮やナイタープレーを活用してみてはいかがだろうか。

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