4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる!　今回は、ホールインワンの最年少記録をご紹介!

どんなにゴルフが上手い人でも、狙って達成できるものではないのが「ホールインワン」。何度も達成しているという強者もいるが、一生ゴルフを続けても達成できない人のほうが大半だろう。

ホールインワンにまつわる記録はいろいろあるが、今回は“最年少”のホールインワン記録をご紹介。

まず女子の最年少記録保持者は、アメリカのスーナ・リー・トーリー。2007年7月1日にニューヨーク近郊のマンハッタンウッズGCの7番パー3で達成され、当時の年齢はなんと5歳103日。ショートコースではなく、ゲーリー・プレーヤー設計の本格的コースで、125ヤードの距離を1打でホールインさせたというから驚きだ。

男子の記録はさらに年少。1999年12月18日に米ノースカロライナ州のマウンテンビューGCで、クリスチャン・カーペンターが達成したが、このときの年齢は4歳195日。現在は閉鎖されフットゴルフ場になっているようだが、こちらもパー70の本コース。ホール番号や距離の記録は残っていないが、最も短いホールでも90ヤード（レディースティ）なので、4歳児からしたら途方もない距離だろう。

実はこのクリスチャン、もうひとつのギネス記録を持っている。それが、「18ホールの最小ストローク（ショートコース）」だ。「ショートコース」といっても、パー3だけからなる「パー3コース」ではない。6500ヤード未満のコースを短めのコースという意味でギネスでは「ショートコース」と定義しているようだ。クリスチャンが5952ヤード・パー70のヘンリーリバーGCで叩き出したスコアは、なんと16アンダーの「54」!　しかもこれが2007年10月、12歳のときの記録だというから驚異的というほかはない。

28歳になったクリスチャンは、現在プロゴルファー兼ソーシャルメディアクリエーターとして活動中だ。