【ゴルフの数字】PGAツアーの最長パットは34m! 競技外では120m超えのとんでもない記録も【動画あり】
4人1組、1ラウンド18ホール、パー72……ゴルフにまつわるいろいろな数字。知らなくてもゴルフはできるけど、知っていればゴルフがもっと楽しくなる! 今回は、記録に残っている超ロングパットのお話。
プロの試合でも、10m超のパットが入ることはめったにないが、世界最高峰のPGAツアーではそれよりはるかに長い30m超えのパットが何度か記録されている。
PGAツアーの最長パットとしてギネス記録に認定されているのは、2008年にトーリーパインズGCで開催されたビューイックオープンで、米のクレイグ・バーロウが達成した111フィート5インチだ。
メートルに直すと約34m。これはバスケットコートの端から端まで(28m)よりも長い。
ただし、バーロウが使ったのはパターではなくロブウェッジ。ツアーでは、使用するクラブに関係なく、グリーン上で放った1打はすべて記録上「パット」とみなされるため、この記録がPGAツアーで最も長いパットとしてギネスに認定されている。
では、グリーン上でパターを使って入れた最長記録はどのくらいか。調べてみると、1964年トーナメントオブチャンピオンズでのジャック・ニクラスと、1992年全米プロでのニック・プライスが、ともに110フィート(約33.5m)の超ロングパットを沈めたという記録が残っている。
アマチュアでは120.6mの記録も
これらはいずれも記録として残っているプロツアーでの話。もしかしたら、これを読んでいるゴルファーの中には、プライベートのラウンドでこれよりも長いパットを沈めた人もいるかもしれない。
ちなみにギネス認定の記録として、パターでカップインさせた最長距離に120.6m(=135.67ヤード)というものがある。
この記録はさすがにグリーン上から打ったものではなく、グリーン外(フェアウェイ)から打ったもの。オーストラリア人ユーチューバーのブレット・スタンフォードが2017年2月2日に達成したもので、しっかりと動画にも残っている。
驚異の120mパットがカップイン!
ちなみにこの記録が更新される前は、セントアンドリュース・エデンコースの5番パー3で66歳の男性が達成した114m(125ヤード)が最高だった。80年前のヒッコリーシャフトのパターを使って達成したというから、こちらもとんでもない記録だ。