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「時代を超えて生き続けてくれる作品」坂田信弘原作の“もうひとつの”名作マンガ『天才伝説』 期間限定で全336話公開

「坂田塾」を主宰し、古閑美保や上田桃子を始め数多くのトッププロを輩出した坂田信弘氏が7月22日に逝去した。プロゴルファーとしてだけでなく、その才能をいかんなく発揮したのが漫画原作。『風の大地』『DAN DOH!!』『奈緒子』が有名だが、もうひとつ、7年間にわたり連載していた幻の名作が存在する。

『天才伝説』は、週刊ゴルフダイジェストで1994年から連載を開始し、全336話を数える大作。「作・張傘(サン・チアン)、画・みのもけんじ」となっており、坂田氏の名前はどこにもないが、実は「張傘」は坂田氏のペンネーム。サン・チアンは氏のあだ名「サンちゃん」から取ったものだ。

連載開始当初から正体を明かさず、単行本では自ら推薦文を寄稿し、謎の中国系カナダ人「サン・チアン」による原作を「日本人では書き切れぬ作品でしょう」とベタ褒め。作品が完結した2001年に週刊ゴルフダイジェスト誌面で正体を明かすなど、遊び心に富んだ演出で最後まで読者を楽しませた(もちろん、多くの読者はすでにうすうす感づいていたのが……)。

週刊ゴルフダイジェスト2001年3月27日号に掲載された「ネタばらし」稿

Myゴルフダイジェストでは、坂田信弘氏の知られざる名作『天才伝説』を期間限定で特別公開。

「本来、私は人情ものが好きだし得意だが『天才伝説』では、そこから離れたストイックでマニアックな世界を語れた。人情話ではなくハードボイルド。演歌ではなくジャズ。日本映画ではなくハリウッド映画……。坂田マンガとは明らかに作風が違っていたと思う」

「張傘という名を得て、ゴルフ専門誌という場を得て、思う存分ゴルフを描かせていただいた。10年、15年早く出しすぎた作品という気もするが、時代を超えてゴルファーの間で生き続けてくれる作品だったとも思う」

そう坂田氏自身が語っているように、心の底から楽しみながら自由気ままに筆を走らせていたことが伝わってくる珠玉の快作。自画自賛の坂田節をぜひ味わっていただきたい。合掌。

【期間限定】
坂田信弘原作『天才伝説』全336話を無料公開

※無料公開期間中は「金のカギ」「銀のカギ」が付いている話も会員登録なしでご覧いただけます。