Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • 書籍・コミック
  • 【私の「とんぼ」愛】大西ライオン<後編>団体戦もしっかり描かれている。子供たちには「チーム戦」を経験してほしい

【私の「とんぼ」愛】大西ライオン<後編>団体戦もしっかり描かれている。子供たちには「チーム戦」を経験してほしい

4月からのテレビアニメ放送を前に「オーイ! とんぼ」好きを自認する著名人の皆さんに“とんぼ愛”を語ってもらうリレー連載。今回は前回に引き続き、お笑い芸人・大西ライオンさんに話を聞いた。

>>前編はこちら

『オーイ! とんぼ』のようなコースをラウンドして感動

――ところで大西さんは普段どれぐらいラウンドを?

週に2、3回ですねかね。真冬も真夏も関係なしです。この間も雪が降るなかダブルスの試合に出ていました。

――えー、すごい情熱。「とんぼ」のキャラクターにも負けていませんね。

いやいや。全然ですよ。

――先ほど出たお話では、好きなキャラクターはとんぼやつぶらだとのことでした。普通、特に男性読者はイガイガを挙げるんですよね。自分の姿をイガイガに重ねるみたいです。

あー、確かに。でも、イガイガってプロゴルファーじゃないですか。となると、僕の場合、イガイガに自分を重ねる感じではないんですよね。

――おっ、さすがプレーヤー目線。

あと、僕、子どもがいないからというのもあるかな。父親目線にはなれないんですよ。そっか、読者の人は父親目線になるんか、なるほどな。

――ちなみに、嫌いなキャラクターはいますか?

あの記者の人。あの人、ムカつきましたねー(笑)。「何やってんねん」って。でも、意外とあっさり退場した。そういうところもうまいと思います。あと、あの頃、実在のプロっぽい人たちがたくさん登場しましたね。「成多美寿々」とか。あのネーミングも絶妙でしたよね。

――そして、その流れで「プロ編」が始まるかと思いきや。

そうなんですよ。僕もそう思ったけど、しっかりアマチュアの世界を描いてくれている。「トヨタジュニア編」では、団体戦をしっかり描いてくれたでしょ。あれ、いいなと思っているんですよ。ゴルフって個人スポーツでしょ。でも、僕もスクランブルとか出ていてチーム戦の楽しさとか意義深さはすごく感じているんです。みんなのためにプレーするって良くないですか? ジュニアの子ほど、チーム戦は体験してほしい。僕も、子供にはゴルフだけじゃなく団体競技とかいろんなスポーツをやってほしいんです。自分のために戦うだけじゃない尊さを感じてほしくて……。

――あら、大西さん、お子さんいらっしゃったんでしたっけ?

いませんよ。結婚もしていません。今の話は全部妄想です(笑)。

――妄想トークでしたか。

あと、去年、「相席食堂」という番組で長崎の宇久島のコース(平原ゴルフ場)をラウンドしたんですけど、感動しましたね。「ここ『オーイ! とんぼ』のコースみたいや」って、一人でテンション上がりまくりだったんです。

――実は「とんぼ」はもともとあのあたりのコースを舞台にする予定だったんです。

あー、ほんまに!? いや、そんな感じがしたんですよ。本当は、そこでとんぼちゃんの「つばめボール」も試したかったんですけど、海に入れてしまいそうやからやめました。

――ボール、もったいないですもんね。

いやいや、ボールを海に入れてしまったら申し訳ないでしょう。ゴルフは、自然にね、ありがとうなんですよ。

――なるほど! 意外なほど壮大な話で締めくくりとなりました。ありがとうございました。

土曜の朝、アニメの放送を楽しみにしています!

大西ライオン

1979年生まれ。大阪府出身。ライオンのかぶり物と「心配ないさー」のギャグでおなじみ。競技にも挑戦するガチゴルファーで、YouTube「ゴル配ないさー」も人気。ベストスコア69

『とんぼ』無料公開話はこちら!

アニメ情報ぞくぞく更新! 公式HPもチェック