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“チーム辻村”の珠玉ドリルが満載!『女子プロと一緒に上手くなる!』【この本がスゴイ!】

上田桃子をはじめ、数多くの女子プロを指導し、結果を出し続けているプロコーチ・辻村明志が、その教えを余すところなく公開した『女子プロと一緒に上手くなる!』。アベレージゴルファーにも参考になる練習法が多数掲載されている。

王貞治に一本足打法を伝授し、世界のホームラン王に育て上げた名伯楽・荒川博と出会い、ゴルフにも共通する「立ち方・構え方」の基本を学んだ辻村コーチ。教えを乞う上田桃子のどっしりとしたアドレスを見ても分かるように、この基本があってこそ、いいスウィングが可能になる。『女子プロと一緒に上手くなる』には、さまざまなドリルとともに、その根源といえる「いい構え」の作り方が紹介されている。本書のコラムでは次のような記述がある。

  *  *  *

桃子とは、ボールを打つより先に、徹底的に立ち方の練習をしました。すでに述べましたが、最初は荒川先生に軽く指で押されるだけでもグラついてしまうようなアドレス。それを微動だにしない戦える構えに変えるためです。

日本古来の合氣道や柔道などの武道、歌舞伎や能など古典芸能には、「重みは下」という概念があります。この辺は感覚的な話ですが、「上半身と下半身を1対9に」、「下半身は目一杯力んでもいい」、「ペットボトルから飲んだ水が食道から胃に流れ、さらにその下のヘソに落ちるイメージで」といった言葉で指導していたことを思い出します。

当時、コーチをしていたのは桃子だけでしたが、その後の選手たちにも、その立ち方、構え方の基本として徹底的にやらせた練習でした。

  *  *  *

力強いショットを放つためには、まず土台となる構えがしっかりしている必要がある。20年近くツアーの第一線で活躍する上田桃子でさえ、常にその基本に立ち返って練習しているという。

本書では、そうしたアドレス作りの基本から、強い球を打つ上で重要なレベルスウィングの作り方、ヘッドスピードアップの方法まで、“チーム辻村”で実践している珠玉のドリルを数多く掲載。練習の“質”がガラッと変わる、永久保存版の一冊だ。

辻村明志
『女子プロと一緒に上手くなる! :チーム辻村最強ドリル』

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