＜JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ／宮崎CC（宮崎）／6487Y・パー72／11月24日～27日＞
PHOTO／Hiroyuki Okazawa

女子ツアーの最終戦、JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップは、山下美夢有と勝みなみが15アンダーで並びプレーオフへ。1ホール目に山下がバーディーパットを沈め、今季5勝目を飾った。

JLPGAツアー選手権リコーカップは、トップタイからスタートした山下美夢有と最終日を7アンダーと猛烈な勢いで追い上げた勝みなみが15アンダーで並び、プレーオフになった。

プレーオフの1ホール目の18番ホール、山下は残り167ヤードを6Iで打ち、ピン奥8メートルにつけた。

「本戦の18番で、同じようなところから打っていたので、ラインはわかっていました。入れにいくつもりはなくて、寄せようと思ったら入ったんです」（山下）

山下はこの勝利で年間獲得賞金が2億3500万円余りとなり、1年間の獲得賞金としては2015年のイ・ボミを超えて過去最高となった。また平均ストローク、パーオン率ともに1位を記録。

西郷真央のロケットスタートで始まった2022年シーズンが、山下美夢有の有終の美で終了した。山下にとって、まさに美しい夢が有る2022年となった。

プレーオフで勝みなみに勝利！

プレーオフで決着した山下美夢有と勝みなみの戦い。勝みなみは、涙の山下の肩をやさしくハグ。勝利を称えた

＜リコーカップ・最終成績＞

週刊ゴルフダイジェスト2022年12月13日号より