【国内男子ツアー】平均年齢26.1歳! 15人が初シードを獲得
カシオワールドオープン終了時の賞金ランキングによって、国内男子ツアーの来季のシード権が確定。15人が初シードを獲得した。
PHOTO/Tadashi Anezaki
初の賞金シードを獲得したのは15人。プロ4戦目にしてツアー優勝を果たした片岡尚之、現役大学生プロの石坂友宏、伸び盛りの19歳、久常涼など、期待できる顔ぶれが出揃った。
15人の顔ぶれを見ると、10代が久常涼の1人、20代が12人、30代が32歳の阿部裕樹と39歳の内藤寛太郎の2人で、平均年齢は26.1歳。男子も確実に新陳代謝が進んでいる。来シーズンの活躍が期待されるところだ。
賞金ランク19位 片岡尚之(23)
賞金ランク18位 石坂友宏(22)
賞金ランク50位 久常涼(19)
賞金ランク21位 杉山知靖(28)
神奈川県出身、中央学院大卒。明徳義塾高で松山英樹の2学年後輩。15年にプロ転向。10月のブリヂストンオープンで初優勝
賞金ランク22位 大岩龍一(23)
千葉県出身、日大中退。パナソニックオープンでは最終日をトップで迎えるも3位。ほかにもツアー選手権などトップ10が7度
賞金ランク27位 阿久津未来也(26)
栃木県出身、日大卒。18年日本プロで優勝争いを演じた。21年ダイヤモンドカップで4位タイに入るなど活躍し初シード獲得
賞金ランク30位 古川雄大(24)
福岡県出身、東海大卒。19年QT59位。21年日本プロで9位タイ、ツアー選手権2位とメジャーで強さを見せ、初シード獲得
賞金ランク36位 小斉平優和(23)
大阪府出身、日本ウェルネス高卒。20年は米下部ツアーに参戦したが、コロナの影響で秋に帰国。日本ツアーに専念した
賞金ランク37位 植竹勇太(26)
北海道出身、東北福祉大卒。比嘉一貴は大学の同期。19年QT7位。ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップで優勝争いを演じ2位タイ
賞金ランク39位 幡地隆寛(28)
広島県出身、東北福祉大卒。日本人屈指の飛距離を武器に21年ツアー選手権5位、ダンロップフェニックス4位タイ
賞金ランク40位 内藤寛太郎(39)
福島県出身、東北福祉大卒。宮里優作や岩田寛の2学年後輩。20年日本オープンで3位タイ。06年のプロ転向後初となるシード獲得
賞金ランク47位 杉本エリック(28)
千葉県出身、南カリフォルニア大卒。16年に米3部ツアー参戦。21年ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ2位タイ
賞金ランク53位 清水大成(22)
福岡県出身、日大卒。大学在学時の20年日本オープンで13位タイ。20年QT55位。21年日本オープンなど3度トップ10に入る活躍を見せた
賞金ランク56位 池上憲士郎(29)
岡山県出身、東北福祉大卒。19年QTで4年ぶりにファイナル進出し27位。21年フジサンケイクラシック2位タイ。FWキープ率6位
賞金ランク62位 阿部裕樹(32)
栃木県出身、日大卒。20年QT66位。21年は16試合に出場。トップ10入りは1度のみだったが、コンスタントに予選通過しシード獲得
週刊ゴルフダイジェスト2021年12月14日号より