「タイガーがコースに帰ってきた!」息子の試合会場に登場
今年2月23日、カリフォルニアで起きた単独自動車事故で大怪我を負ったタイガー・ウッズが事故後初めてギプスなしでコースに立つ姿がキャッチされた。
タイガーの動向を追うツイッターアカウント「TWLEGION」が『バック・オン・ザ・コース(コースに帰ってきた)』のタイトルで、ツイッターにタイガーの息子・チャーリーくんが出場する試合会場での練習風景をアップしたのが10月10日。黒のゴルフウェアに身を包んだタイガーは、ハーフパンツの右脚部分だけ布あるいはサポーターで覆っていたが、ギプスらしきものはなく、右手に持ったクラブで体を支えるようにしながらクロスした左足にしっかり体重をかけて立っていた。
視線の先には、父そっくりのスウィングをするチャーリーくん。傍らにはガールフレンドのエリカさんの姿も。タイガーが公の場に姿を現すのは事故後ほぼ初めて。事故から2カ月後、本人がインスタグラムで松葉杖をつき愛犬と並んでほほ笑む姿を公開したときは、両脚はギプスでがっちり固められていた。
あれから約半年、しっかりと自分の足で立つことができるようになったのは自らに課した厳しいリハビリの賜物か。なんにせよ復帰を待ちわびるファンにとっては朗報だ。
先の「ライダーカップ」では会場に足を運ぶことはなかったが、大会前日、選手一人ひとりと電話で話し激励。若い米チームが大勝すると「一緒に勝利を祝うのが待ちきれない」と喜びのコメントを自身のインスタグラムに投稿している。2年前に“奇跡のカムバック”といわれたマスターズ優勝の際、タイガーが真っ先に抱きしめたチャーリーくんも12歳。真剣にゴルフに取り組み父の背中を追いかけている。
もしかしたらツアー復帰の前に息子の試合でバッグを担ぐ、なんてことがあるのかも?
週刊ゴルフダイジェスト2021年11月2日号より