「頭が小さすぎるから」マキロイが炎天下でも帽子なしでプレーした理由
アイルランド代表として東京五輪に出場したR・マキロイ。彼が帽子をかぶらずプレーしたことが大きな話題になっている。
酷暑の霞ヶ関CC。無帽のマキロイは観る側が心配するほど汗をかき、顔面は真っ赤。なぜ帽子をかぶらなかったのか? 本人の答えはこうだ。「僕は頭がすごく小さいんだ。普段は(契約先の)ナイキがカスタムメイドで自分に合った帽子を作ってくれるんだけれど、ナショナルチームの帽子は大きすぎる」
たしかに過去にもチーム戦であるライダーカップでマキロイが無帽でプレーする姿が目撃されている。ナイキがチームのオフィシャルユニフォーム担当メーカーならマキロイ用のキャップも用意できるが、そうでない限り、市販の帽子はサイズが合わずかぶれないというわけ。5年前のライダーカップでツイッターに「なぜ帽子をかぶっていないの?」と質問が寄せられ、本人が「間抜けなくらい頭が小さいので合う帽子がないんだ」と自嘲気味に答えている。「マキロイは正直者。素直に無帽のワケを打ち明けたのだから」と好意的なメディアの論調がある一方で「もしかしてマナー違反?」という声も。
かつてゴルフが紳士淑女のゲームだった時代は帽子をかぶってプレーするのがマナーだったが、近年ゴルフはアスリートが行うスポーツと見なされ、無帽でも問題はない。
帽子をかぶっていなかったことで、もう1つ話題になったのがマキロイの髪型。デビュー当時は巻き毛の天然パーマがトレードマークだったが、オリンピックでは両サイドを刈り上げ頭頂部を伸ばしたツーブロック風の仕上がり。このヘアスタイル、おしゃれな妻エリカさんの好み?
週刊ゴルフダイジェスト2021年8月24・31日合併号より