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【読者記者】No.1951 「どうしてもスライスが直りません。フェースをかぶせて打つと引っかけてしまいます」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「スライスがどうしても直らない」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Hiroaki Arihara TEXT/Daisei Sugawara THANKS/東宝調布スポーツパーク

読者記者No.1951 小林正人さん

●53歳 ●テニスコーチ ●ゴルフ歴/1年6カ月 ●ベストスコア/114 ●平均スコア/118  ●ドライバー飛距離/230ヤード

先生/濱田塁

68年生まれ、東京都出身。高校卒業後、渡米しゴルフ修業。ゴルフ理論や指導法なども学ぶ。複数のスクールのヘッドプロを歴任し、現在は「東宝調布スポーツパーク」でレッスン中

小林さんのお悩み
スライスがどうしても直らない


ゴルフを始めて1年半くらい経ちますがどうしてもスライスが直りません。フェースをかぶせて打つと引っかけるのでちょっとどうしていいかわからないんです


トップで右わきが空き、左手首が甲側に折れ(背屈し)ていてフェースが開いている。このポジションからだと、インパクトまでにフェースを閉じるのが難しい

小林 テニスのクセのせいなのか、スライスが直りません。

濱田 確かに、右ひじが空くクセがありますね。ちょっと窮屈に感じると思いますが、トップで右ひじ
を地面に向けて、そのときに左手首を甲側に折らないように意識してください。

小林 結構しんどいです。

濱田 そこから(ラケットを持っているとしたら)面を下に向けて下ろしていくと、ボールがつかまる打ち方になります。

<問題点>
トップで右ひじが空く

トップで右ひじが外側に向き、それと連動して左手首が背屈している。この時点でフェースがかなり開いた状態になっている

記者「どうしたらフェースが閉じますか?」
プロ「右ひじと左手首を意識してください」

右ひじを開く動き、左手首を甲側に折る動きはどちらもフェースを開く動作。つまり、フェースを閉じたい場合は、どちらも逆の動きをすればいいということ。トップでは右ひじを地面方向に向け、左手首を真っすぐにするといい

Point
アドレスで肩をスクエアにする

アドレスで右肩が前に出た形だと、右わきが空きやすい。肩をスクエアにすると右わきが締まり、ひじを下向きにして上げやすい

ひじの向きと面の向きの関係を確認。
フェースの閉じ方がわかってきた!

テニスラケットだと、スウィング中の面の向きがわかりやすい。トップで面を上に向け(フェースを閉じ)、そこからは面を地面に向けるようにして下ろしていく。右ひじは終始、絞った状態で下りてくるのがわかる

テニスでは右ひじの使い方がまったく違う

テニスの場合、テークバックで右ひじを大きく開く(写真左)。また、面は下ではなく「外」を向けて下ろすところが異なる(写真右)

Drill 01
両腕の間にボールを挟む

両ひじの間隔を変えずにテークバックすると、トップでフェースが開かない。両腕でボールを挟み、途中で落とさないように上げる

Drill 02
右手1本でクラブを振る

右片手でドライバーを打つ。右ひじの使い方を覚えるのには最適なドリル。100Yくらい真っすぐ飛ばせるようになるのが目標

<取材後記>
手の動きと体の連動が大事
右ひじを地面に向ける動きは、単独だとしんどいですが体を回すと楽でした。ダウンスウィングも同じで、体の使い方が大切。ゴルフもテニスも、全身を使わないとダメですね。

月刊ゴルフダイジェスト2026年9月号より