【本当にあったルールの話】Vol.34「プレー禁止区域に球が行ってしまった。こんなときどうする?」
本当にあったルールの話
JLPGAの競技委員を務める中﨑典子さんと阿蘇紀子さんが、競技中に実際にあったルールの事例をご紹介!
ILLUST/Masaya Yasugahira


中﨑典子
なかざきのりこ。ツアープロからJLPGA競技委員に転向し活躍中

阿蘇紀子
あそのりこ。JLPGAの競技委員で米メジャーなどの経験もある
KKT杯バンテリンレディスの6番ホールのパー4は、真っすぐの上りホールですが、その左側は下っていて大きなくぼみがあります。昨年の大雨の影響で陥没した箇所ができ、修復はされたものの、委員会はそこからのプレーは危険と判断して異常なコース状態によるプレー禁止区域としました。大会では、全部で7回ほどティーショットの球がこのエリアに止まりました。
Q.プレー禁止区域に球が行ってしまった。 こんなときどうする?
A.必ず救済を受けなければならずジェネラルエリアにドロップ
異常なコース状態によるプレー禁止区域に球が止まった場合、プレーヤーは必ず救済を受けなければなりません。その方法は修理地からの救済と同じで、完全な救済のニヤレストポイントからホールに近づかないワンクラブレングス以内のジェネラルエリアに球をドロップしなければなりません。
プレー禁止区域と識別できるように、その区域を定める青杭の上部には緑の印が付いてます。また追加ローカルルールには、このエリアがプレー禁止区域であり、必ず救済を受けなければならないと定めています。もしこのエリアからストロークした場合は、誤所からのプレーの一般の罰(2罰打)が適用されます。
※この記事は、2023年1月1日から施行されたゴルフ規則に基づいた内容です
月刊ゴルフダイジェスト2026年8月号より


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