【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.82「力は入れず、ただ最後まで振り抜くことだけを考えています」
小祝さくら「ゴルフときどきタン塩」
国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。
ILLUST/オギリマサホ
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- 国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも、プロ2年目の2019年以降着実に優勝を重ね、すでにツアー通算10勝以上を誇る実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。 ILLUST/オギリマサホ >>前回のお話はこちら 小祝さくらは、小学生の頃、まったく勉強をしていなかった。……
小祝さくらは、藤田光里のスウィングを取り入れたことがある。
「ジュニアのときですよ。光里ちゃんは高校の先輩で、彼女のお父さんに習っていたこともあったし、ジュニア時代に習ったコーチが光里ちゃんのスウィングが好きだったので、スウィング動画をスローでめっちゃ見たりして、当時は参考にしていた印象が強い。細かいことは忘れたけれど、切り返しや体の使い方が、私にはないものだったので、そこを同じようにできたらいいよねと話をしていました。でも結局全然できなくて……クセは簡単に抜けないですよね」
藤田は、ジュニア時代の憧れの選手でもあったのだ。
「プレーもすごかったですし、当時からめっちゃかわいいですよ。キレイ系ですよね」
そういう小祝さくらにも、今のジュニアは憧れているはずだ。
「そんな人はいないと思うんですけど……へへへ」
ちょっと照れるさくらである。
今、小祝のスウィングには藤田の要素はまったく入っていない。いろいろなコーチに教わり、最終的には自分に合うスウィングを作り上げてきた。力みのない、再現性の高いスウィングだ。
小祝でも力むことはあるのか?
「私、あんまり力は入らないタイプなんです。明らかに力んでいるアマチュアの方っていますよね。でもそういう方に『力を抜いて』と言っても難しい。切り返しやインパクトで急に力が入って曲がったりするということが、『力みあるある』なんですけど、それなら最初から力を入れて、その力感のまま振るほうがよいと思います。スウィング中ずっと一定の力感で振ることが大事です」
小祝は緊張などで力んだりすることもないという。
「私は構えたとき、どこかに力を入れたりしないです。スウィング中の力のメリハリなどもあまり考えずに、ただ最後まで振り抜くということくらいしか考えていません。アドレスするときには、どういうイメージで打つかを考えます。こういう球を打つためにはこういう軌道にしたいな、今こういう球になっているからこういう軌道にしたいな、とイメージするんです。力感をどうのこうのすることはなくて、『ただ振るだけ』です」
スウィング中は、真ん中の軸で回転するイメージだという。
「重心の位置は、けっこう前な気がします。でも、右左の体重移動のイメージは少なくするようにしています。もちろん、自然に多少右から左に移動しますけど、あくまで軸で回転するイメージ。これは、傾斜でも変わりません。傾斜のときは、傾斜なりに立つので、軸がズレないようにという意識は変わらないです」
ブレないさくらがここにもある。

ハワイ合宿の一コマ。“フルーツをカットするさくら”。基本、自炊生活で毎日お弁当を持ってゴルフ場に行っている
「竹田麗央ちゃんと1週間くらいは一緒でした」


こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝、20-21年は5勝を挙げ最後まで賞金女王を争う。22年2勝、23年1勝、24年2勝、25年も1勝を挙げ、ツアー通算12勝。「今年もどうぞ応援よろしくお願いいたします!」
週刊ゴルフダイジェスト2026年2月24日号より


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