【ゴルフジム】「突然出るシャンクに困っています」
ゴルフジム
読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「突然出るシャンクを直したい」というもの。その解決法とは?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/オールデイゴルフ馬橋


教える人/内海大祐
うつみだいすけ。76年生まれ、茨城県出身。その人の体格や筋力などに応じた、理にかなったスウィング構築に定評がある。自身が運営する「オールデイゴルフ馬橋」でレッスン中
<今週のお悩み>
「突然出るシャンクに困っています」
浅野誠さん(28歳/身長173cm/ゴルフ歴15年/ベストスコア104/平均スコア97)
ダウンスウィングで右ひじが体から離れ、手元と体との距離が離れてしまっている(3コマ目)。これにより、インパクトではヘッドがアドレス位置よりも体から遠くなり、ネックに当たりやすくなるためシャンクが出る
浅野 コースで急にシャンクが出ます。練習のときも、突然出て止まらなくなったりするんです。
内海 下半身リードの意識が少し強すぎる感じがします。ダウンスウィングの途中で、下半身が先に行きすぎて手と腰が離れすぎているんですね。そうすると、インパクトで手元が前に出やすいので、ヘッドもアドレスの位置より前に出てネックに当たります。

【ここが原因!】
下半身リードを意識しすぎです
切り返しにおける「下半身リード」は大事だが、下半身だけに意識が集中すると、上体との連動が途切れやすい。たとえば、手と腰が離れて下り、インパクトで手元(およびヘッド)が前に出てしまったりする。
浅野 それでシャンクが出るんですね。手と腰を近づける感じでスウィングすれば大丈夫ですか?
内海 それだとちょっと難しいので、もっと単純に「右わきを締める感覚」でいいと思います。たとえば、ヘッドカバーを右わきに挟んでスウィングすると、手が腰から離れなくなるのがわかると思います。
浅野 今までは、右わきがもっとゆるんでいたのがよくわかります。インパクトでの腕と体の一体感が確実にアップしました。
内海 右わきは締めつつ、ダウンスウィング後半からはしっかりと右手でクラブをリリースしてください。右わきにヘッドカバーを挟んだまま、トップと「クラブが地面と平行になるポジション」を行ったり来たりして、そのときの体の感覚を覚えておきます。実際のスウィングではそのポジションを経由しつつ、リリースも意識して振ります。
浅野 右わきを締めるだけだと窮屈ですが、積極的にリリースすることでフォローサイドも大きく振れるようになりますね。
これで解決!
「右わきを適度に締めて
体と腕の一体感をアップしよう」
Point 1
アドレスで手元はあごの下

アドレスでは手元をあごの下あたりにセットするのがいい。手元があごのラインより内側になっていると、手を振るスペースが狭いため、インパクトではほぼ確実に伸び上がってしまう(写真右)※正しいアドレスは左
Point 2
専攻する下半身に状態を追随させる

下半身のリードで切 あごの下り返したら、腰、胸、腕、クラブがそれに引っ張られる形で順番に動かなくてはいけない。そのために、右わきは軽く体に密着させておく。下半身の動きに上体、腕が追随しやすくなる。
Drill 1-a
ハーフウェイダウンとトップを繰り返す

右わきを締めたまま、クラブが地面と平行になるところまで下ろし、そこからまたトップまで上げる。それぞれのポジションで、体にどういう感覚があるか感じながら繰り返すことで、スウィングの中でも再現しやすくなる。
Drill 1-b
右わきを締めるには「ヘッドカバー」がオススメ!

ダウンスウィングで右わきが空くと、体と腕が連動しなくなる。ヘッドカバーなどを右わきに挟んで振ると、右わきを締めたままクラブを下ろす感覚がわかり、腕と体の一体感が強化される。
週刊ゴルフダイジェスト2026年2月17日号より
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