【インタビュー】浅地洋佑<後編>「大きな声では言えないけど、やはり一つ(LIVで)勝ちたいです」
週刊ゴルフダイジェスト
気分転換で出場したアジアンツアーで海外初優勝。「いつか行きたい」と憧れていた世界の舞台への切符を手繰り寄せた。「棚ぼた」と本人は言うが、勝負の世界にまぐれはない。世界に挑む今の心境に迫った
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Masato Ideshima THANKS/千葉カントリークラブ川間コース

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- 気分転換で出場したアジアンツアーで海外初優勝。「いつか行きたい」と憧れていた世界の舞台への切符を手繰り寄せた。「棚ぼた」と本人は言うが、勝負の世界にまぐれはない。世界に挑む今の心境に迫った PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Masato Ideshima THANKS/千葉カントリークラブ川間コース 浅地洋佑 あさじ・ようすけ。1993年5月生まれ。東京都出身。タイガー……
GD そうしたらいきなりフィリピンでのインターナショナルシリーズで2位でしたね。
浅地 フィリピンでの2位で久々に自信を取り戻せた感覚がありました。2位に入ったことで一気にランキングも上がって(アジアンツアーの)シード権を確定させることができたので、そこは何より嬉しかったですね。
GD 実際、インターナショナルシリーズの最終戦を終えてポイントランク2位に入り、見事にLIVへの切符を手にしたわけですが気持ちはいかがでしたか?
浅地 実感はなかったですね。最終戦は予選落ちをしていたので、他の選手の成績次第でしたから、行けなかったら仕方がないかなと思っていました。だから自分は本当に意識はしていませんでしたが、キャディさんのほうが眠れないってドキドキしていたみたいです。でも、棚ぼたのような感じで2位に入れたので、「本当に行っていいの?」って感じでした。
GD いよいよ世界デビューということになりますが、LIVゴルフに参戦するに当たり楽しみにしていることはありますか?
浅地 そうですね。いろいろな国に行けることは楽しみですね。特にスペインは行ってみたいですし、南アフリカもDPワールドツアーに出るようになれば行く可能性はありますけれど、普通に生活していて行ける場所ではないですからね。
GD 一緒にプレーするのが楽しみな選手は?
浅地 ジョン・ラームは見たいですね。あとはホアキン・ニーマンとフィル・ミケルソンのアプローチも実際に近くで見てみたいです。
GD 日本人としては香妻陣一朗選手に続きフル参戦2人目となりますが、仲の良い香妻選手のLIVでの活躍は刺激になりましたか?
浅地 そうですね。なっていましたし、やっぱり百聞は一見に如かずと言いますが、自分の目で見ること、その場所に身を置くことが大事なんだなと感じました。
GD LIVゴルフに限ったことではないですが、海外でのプレーは様々な環境の違いのなかでプレーすることになりますが、そのあたりの不安などはありますか?
浅地 不安は全くないですね。楽しみしかないです。食事や気候、時差などの対応は大変な部分はあると思いますが、コースの芝の違いなんかはある程度対応できるかと思っています。
GD ジュニア時代はハイランドセンターで腕を磨かれたそうですが、そのときの練習は今に生きていますか?
浅地 間違いないです。あのときは日が暮れるまでバンカーからアプローチ練習していました(笑)。中学生で内藤雄士さんにハイランドセンターの特待生にしてもらい、あそこでずっと練習させてもらったことは今の技術の礎になっていると思います。そういう経験というか自信があるから国が変わって、芝が変わっても対応できているんだと思います。特にアジアンツアーはコンディションにばらつきがあったので、あのときの練習がすごく役立ちました。

ジュニア時代、バンカーでクリーンにボールをとらえる練習で様々な芝でも対応できるようになった
GD LIVゴルフという新しい環境に身を置くわけですが、これだけは変えたくないという軸みたいなものはありますか?
浅地 元々ルーティンを作らないタイプなので、逆に何も決めずに行ってみようかなと思っています。
GD 郷に入っては郷に従えといった感覚ですかね?
浅地 そうですね。向こうで馴染んできたら、いろいろと自分に合ったものを見つけていければと思っています。英語の聞き取りは人並み以上にできるので、それを伝えられるようもう少し勉強して、コミュニケーションも取りたいですね。
GD 最後に今シーズンの目標について聞かせてください。
浅地 いろいろなことを経験して、新しい何かを身につけることができればと思っています。そういう意味で楽しみしかないですね。賞金に関してはかなりの高額で、1試合優勝すれば5億円を超えることもあるので、せっかく行くなら一生分稼ぐという気持ちでいきたいと思っています。日本国内だけで戦っていると5億円を稼ぐってかなり難しいことなので、しっかり稼ぐということも頑張りたい部分ですね。そして大きな声では言えませんが、やはり一つ勝ちたいです。いろいろな経験を積んで日本の皆さんにも楽しんでもらえるように頑張ってきます。
週刊ゴルフダイジェスト2026年2月10日号より


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