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【読者記者】No.1932「7番アイアンと8番アイアンで飛距離が変わらない。しっかりと番手なりの距離を出すには?」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「短い番手のほうが飛ぶことがある」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Hiroaki Arihara TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Bull Golf

読者記者No.1932 清野里実さん

●27歳 ●ゴルフ歴/4年 ●ベストスコア/96 ●平均スコア/103 ●161㎝ ●ドライバー飛距離/170ヤード

先生/加藤颯

98年生まれ、埼玉県出身。大学卒業後、競技ゴルフに転向し、わずか2年でPGAティーチングプロ実技試験合格。ツアープロを目指しつつ、レッスン活動を行う。オールデイゴルフ所属

清野さんのお悩み
「短い番手のほうが飛ぶことがある」


7番アイアンと8番アイアンで飛距離があまり変わりません。というより、「当たったほうが飛ぶ」感じなので8番アイアンのほうが飛んでしまうこともあります。


トップ、ダウンスウィングで手と体との距離が離れていて、やや一体感に欠ける。とくにダウンスウィングではもう少し腕を体に引きつけないと、安定した軌道で振りにくい

清野 番手ごとの距離があまり変わらなくて……。

加藤 トップまでの間に手が体から離れるのが気になります。もっと一体感を持って上げられると、
ダウンスウィングの軌道が安定しますし、インパクトで体のエネルギーを伝えやすくなります。

清野 ヘッドを飛球線に沿って真っすぐ上げていますが……。

加藤 それだとヘッドも手も体から離れるので、シャフトを真っすぐ引くようにするといいですよ。

<問題点>
始動で手元が体から離れすぎる

ヘッド位置にラインをイメージして、それをなぞって上げようとすると、手元が体から離れて腕と体の一体感が失われる

記者「真っすぐ後ろにヘッドを引いています」
プロ「シャフトの真っすぐを意識しましょう」

アドレス時にシャフトの中間部に棒を当て(ターゲットラインと平行)、その棒からシャフトを離さずにテークバックする。シャフトは真っすぐ動くが、ヘッドはゆるやかにインサイドに入る。また、手元を必要以上に体から離さずに上げられる

クロスハンドでボールを打つ。
ロフト通りに当てる感覚がわかってきた!

左右の握りを逆にした「クロスハンド」は、腕と体の一体感を養うのに最適なドリルのひとつ。テークバックでは体の回転に手が連動しやすく、ダウンスウィング以降では、体の左サイドと腕が一体になってクラブを引き下ろす感覚がわかる

Point
手と体を一体にして動かす

クラブを短く持ち、グリップエンドが腹部にくっついた状態で素振りすると、始動時の体と手元の関係がどういう感覚かがよくわかる

Drill
ボールの手前からヘッドを引きずって打つ

ボールの後方50cmくらいのところにヘッドを接地させ、そこから地面を引きずってボールを打つ。体の左サイドと腕を一体にしてクラブを引っ張る感覚がわかる

<取材後記>
シャフトの意識が新鮮だった
始動では今までヘッドしか考えていませんでしたが、シャフトの動きを意識するというのが新鮮でした。でも、そのほうがスウィングの一体感が出るのがよくわかりました。

月刊ゴルフダイジェスト2026年3月号より