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【“感情”のレッスン】#3 横田英治 リズムを整えるには“歩く”が一番!

優れたレッスンに贈られる『レッスン・オブ・ザ・イヤー』。2025年の受賞者は横田英治プロ。ツアープレーヤーとして第一線で磨かれた“感覚”と、その後のたゆみない努力で身に付けた“上達させる理論”。両面からアプローチする指導はゴルフの本質を突いていると多くの人は言う。“人間の感情”を最も大切する彼の指導をじっくりひも解いていく。その上達のキモは意外と身近な動きの中にあるようだ。

TEXT/Daisei Sugawara、Yumiko Shigetomi PHOTO/Takaaki Miura、Hiroaki Arihara、Hiroyuki Okazawa THANKS/クラブハウス

横田英治 よこた・えいじ。ツアープロの経験を経てレッスンの世界へ飛び込み25年。アマチュアへの指導を基本スタンスにしているが、プロへの指導も行う。小誌の大人気企画「D-1グランプリ」の試打だけでなく、月刊、週刊問わず多くの企画に登場している

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歩けば自然と
リズムも整ってくる

いいバランスといいリズムで打てるようになっても、コースでは練習のようにいかないことがよくある。リズムが狂ってしまったとき、まずやるべきは“歩く”ことだという。

「スウィングのリズムが乱れているときは、大体打つまでのリズムも悪い。だからこそ歩くことで、リズムを整えましょう。ラウンド中はいろんなプレッシャーがあって、気持ちが焦りやすい。そうすると練習でできていたことができなくなり、リズムは確実に悪くなります。イチニ、イチニとボールまで歩いていくことで、乱れたリズムを取り戻せます」

歩くのと同じくらい、ルーティンも大事だと言う。

「ラウンドでやることを常に練習でもやるんです。『素振り→セットアップ→打つ』これを一球ずつ繰り返し行うことで、コースでリズムが乱れにくくなりますよ」


歩くポイント①
大股で腕を振りながら

腕はしっかり振って大股でゆったりしたテンポで歩くことでいいリズムになりやすい。小さな足幅で速いテンポでササッと歩くと、リズムが乱れるので注意

歩くポイント②
みぞおちあたりから足を出して歩く意識

「足は腰の上あたりから生えているから、意識としてはそこから足を出すように歩くのがいい。そうするとスウィングでも体幹が使えるようになり、動きが硬くなりにくい」

実戦で使えるリズムが整う3つ呼吸法

①リラックスしたいとき➡大きく吸って吐いて、体に酸素をたくさん入れる

②飛ばしたいとき➡少しアップテンポのリズムで吸って吐く

③パッティングのとき➡細く長く吸って吐く

リズムが乱れているときは呼吸も乱れている。「リラックスするには大きく吸って大きく吐くことを意識した深呼吸が効果的。これはどの場面でも意識したほうがいいですね。集中力を高めたいときは細く長く吐くのが効果的です」

「ゴルフを通じて人生が豊かになる。
 それが一番ですね」

横田のレッスンは「〇〇打法」など、突飛なものではないがゆえに、誌面を通してしまうと少し地味に映ることもある。それを本人は理解しながらも、決してブレることのないレッスンを25年間続けてきた。それが彼の信念であり、それこそがゴルフの本質だと信じて疑わないからだ。今でも多くのアマチュアが絶え間なく横田のところへ通うのを見れば、それが“正しい方法”であることがわかる。“ゴルフは人間がやるもの”であり、そこを最も大事にしているからこそ、理論だけではない、“感情”が入り込んだレッスンが展開されていく。横田英治の魂のレッスン、もう一度じっくり読み返してほしい。

横田プロを漢字一文字で表すと?

「輪」 周りのみんなとの調和を大事にするから 岸部華子
「1人がいいという考えがないと思います。いつも“みんな”のことを考えて行動してくれていて、自分のことは二の次。チームとしての意識がとても強いと思います」

「見」 細かなところまでよく見ているから 吉野茜
「見る力がすごくある人だなと思います。細かなところまで目が行き届くので、小さな変化にも気づいてくれる。もちろん技術のこともそうですし、気持ちの部分でも頼りになります」

「適」 距離感が適度だから 若林舞衣子
「選手とコーチの距離感ってすごく難しいと思うんです。近いほうがいいという選手もいるし、そうで
ない選手もいる。横田プロはその距離感が適度で心地いいんです」

「戦」 ずっとともに戦ってくれているから 岸部桃子
「厳しいときもあるけど、それもやさしさだとわかる“温かい厳しさ”がある。ずっと共に戦ってくれていて、プロになれたのも英治さんのおかげ。感謝してもし切れません」

「愉」 どんな時でも愉しくしてくれるから 村田理沙
「エンターテイナーですね。自分のことよりも周りを楽しませることを考えてくれる人。雰囲気が悪くなるようなことがないので、ここにいるととても“愉しい”時間になります」


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月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より