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【マイギアを語ろう】小斉平優和「5年前に愛用していたアイアンに戻したら苦手意識がなくなりました」

25年シーズン、プロ10年目にして「SansanKBCオーガスタゴルフトーナメント」で初優勝を挙げた小斉平優和。クラブ契約はフリーで、アイアンをスイッチしたことで苦手を克服。どこが決め手だったのか?

TEXT/Hikaru Togawa PHOTO/Hiroaki Arihara

小斉平優和 1998年5月22日生まれ、大阪府出身。ジュニア時代は関西アマや日本ジュニアで優勝するなど輝かしい成績を残す。20年は米国下部ツアーに参戦するも思うような結果が出せなかった。25年の「KBCオーガスタ」で悲願の初Vを手にした

気持ちよく振って
イメージ通りの球が出る

クラブ契約フリーとなり、現在は5社のモデルがバッグに収まっている小斉平優和。

「最初はデータとかは見ずに、自分が気持ちよく振って、いい球やイメージ通りの球が出ることがクラブを替えたり、決めたりする条件。後は、全体を通してあまりスウィングを変えずに打てるクラブがいい。ドライバーはつかまりにくいクラブが良くて、アイアンだとちょっとつかまりやすい傾向があるから、そうならないのが好きです」

アイアンは夏場に、約5年前に愛用していたヨネックスの『イーゾーン CB301』に戻した。

「元々アイアンは苦手意識を持っていて、左に巻き込みやすくて。そうすると、飛びすぎてしまう。そのブレ幅が大きくてミスが多かったんです。でも『CB301』にしたら左ではなく、ちょっと上に飛ぶくらいのミスで収まってくれます」

アイアン
ヨネックス「EZONE CB301」

2018年発売のモデル。「左だけじゃなく、薄く当たって右に飛んでも大ショートすることが少なくなった。鉛が貼ってあるのはバランスを合わせるため」

ヘッドの抜けが
格段にいい

「以前はドライバーが調子いいとアイアンはすごく左に飛んでしまう、逆にドライバーが右に飛んでしまうとアイアンは真っすぐ行くみたいなことが多くて。でも今のアイアンにしてからそれがなくなりました。

ドライバーじゃなくアイアンを替えたのは、ドライバーのほうが得意だから。アイアンがドライバーに近い飛び方をしてくれたらいいな、と」

ヘッドの抜け感も以前使っていたものより格段に良くなったという。

「ダウンブローが強いタイプなのでインパクトの後に抜けなくて、刺さっちゃうことがある。それが今はなく、しっかり抜けてくれます」

打感はイメージ通りの球が出てくれた後、最後に感じる部分だという。

ドライバー
ピン「G440 LST」

「ちょっとミスした時でも真っすぐ飛んでくれる安定性が大事。少しでもブレ幅を狭くしたい。それでいて、この『G440 LST』は操作性もある程度あるので気に入っています」

FWは5Wと7W
ウェッジを厚く

「最近は5Wと7Wのセッティングで安定しています。3Wを抜いたのは、5Wとそんなに距離が変わらなかったから。だったら下の番手(ウェッジ)を厚くして、タテの距離を簡単にできるようにしたほうがいい。

ただ、5Wじゃなく4Wに替える選択肢も考えている。強いて言うならもうちょっと飛ばしたい気持ちもあるので。

7Wを入れているのは、簡単に球が上がってくれて楽にゴルフができるから。この『ステルス2』は抑えたときもフケた球が出ないので、そこも気に入って使っています」

フェアウェイウッド
テーラーメイド「ステルス2」

「7Wは簡単に球が上がってくれて楽にゴルフができる。ただ、この『ステルス2』は加減したときも弱いフケた球が出ないので、そこも気に入っている点です」

パター
オデッセイ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM #7」

「フェースバランス系が好きだけど、その中でもちょっとだけ動いてくれるのがお気に入り。自分のストロークに合わせて少しだけ開閉ができるのがいい。今はこれが合っています」

【ここもこだわり!】
手首を使わないためにグリップは太め

「太め、バックライン有りなのは昔から変わらず。細いグリップだと手首を使いすぎてしまうので、少し太めのほうが握りやすいし、手首を返す動きが軽減される。バックラインは慣れの部分が大きいけれど、自分の基準や目安のような存在なので欠かせません」

小斉平優和の14本セッティング

月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より