【ギア選びのウソホント】Vol.262「“シャフト”の最も重要な役割とは?」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 前回、ボール、グリップ、グローブは統一感が大事だと説明しました。今回はグローブについてです。クラブいじりとは直接関係がありませんが、握り心地や振り心地が変わる要素でもある……
クラブいじりをいろいろ解説してきましたが、最後はシャフト交換(リシャフト)です。そこで改めてヘッドとシャフトの役割を考えてみましょう。
飛距離につながる三要素(ボール初速・打ち出し角・スピン量)がありますが、ボール初速の向上や低スピン化はヘッドの役割が大きいです。では、シャフトの役割は何か?
よくシャフトでボールが上がるとか、つかまるとか聞くと思いますが、シャフトの効果でヘッドの入射角(打ち出し角)やスウィング軌道が変わるからです。ただ、一番大きな役割は、インパクトのタイミングを合わせることです。
ヘッドの性能を引き出すためにシャフトの挙動(元調子・先調子など)があるわけです。また、シャフトは振り心地(スウィング軌道に影響)にも関係しています。簡単に言えば、重さや硬さです。重すぎる&硬すぎるシャフトでは、気持ちよく振れませんからね。
タイミングや重さが合ったシャフトであれば、ヘッドの性能を引き出せますから間違いなく飛距離は伸びます。クラブいじりの集大成といえるリシャフトは、ショットの精度や飛距離アップにつながる重要なパーツです。次週からリシャフトについて詳しく解説していきます。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年12月30日号より


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