【ギア選びのウソホント】Vol.260「ツルツルグリップが“力み”の原因に!?」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

>>前回のお話はこちら
- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 以前、パターのグリップ交換はヘッドとの相性が大きく影響すると解説しました。おさらいをすると、太いグリップは手元が高い構えになりやすく、ストレート軌道がしやすいヘッド(トウ……
冬になると体は動かなくなり、ボールが飛ばなくなりますが、クラブにも変化が起きます。その代表例がグリップが硬くなることです。定期的にグリップを交換しているプロでさえ感じるこの硬さは、余計な力みを生む原因になります。ましてアマチュアのグリップは何年も替えていない場合が多く、カチカチ&ツルツルの状態がほとんどでしょう。そんな状態であれば、滑るのは当たり前でミスショットも防げません。
スウィングにおける力みは、フィジカルやテクニックだけの問題ではありません。グリップが滑りやすい、硬く感じやすい、そういったギアによっても生まれるものです。握り心地で間違いなくスウィングも変わります。悩んでいるショットの原因がグリップにあるとしたらもったいないですよね。グリップ交換はショップですぐにやってもらえますし、コツをつかめば自分でやることもできます。
とくにボール、グリップ、グローブについては統一感が必要です。そうじゃないと握り心地や振り心地がバラバラになるからです。それだけ重要なグリップ、みなさんのクラブもそろそろ交換の時期じゃないですか? 使用頻度にもよりますが、1年に1回は交換することをおすすめします。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年12月16日号より


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