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【読者記者】No.1925「当たれば230Yぐらい飛ぶのですが、平均だと200ヤードを超えません。安定して飛ばすには?」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「平均200ヤード以上飛ばせるよになりたい」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/学芸大ゴルフスタジオ

読者記者No.1925 浅川太登さん

●18歳 ●大学生 ●ゴルフ歴/3カ月 ●ラウンド経験なし ●175㎝・66㎏ ●ドライバー飛距離/180ヤード

先生/櫻井寿哉

98年生まれ、三重県出身。10歳からゴルフを始め、高校卒業後にツアーキャディを務める傍らレッスン活動を開始。23年、PGAティーチングプロA級取得。現在まで延べ1500名以上を指導。「学芸大ゴルフスタジオ」コーチ

浅川さんのお悩み
「平均200ヤードを達成できない」


バチンと一発当たったときは230Yくらい飛びますが平均飛距離だと200Yを超えません。もっと飛ばすには何が必要ですか?


まだ「当てる」ことに主眼があるためか、ダウンスウィング後半からフォローにかけての力感が弱い。とくにインパクト直前でヘッドの高さを保持しきれていない(3コマ目)

浅川 平均だと180ヤードくらいなので、最低でも平均200ヤードは飛ばしたいです。

櫻井 それだけのパンチ力は持っているので、それをいかにボールに伝えるかが大事です。まず何より
右手のグリップが少しゆるんでいるのが気になりますね。

浅川 意識してゆるめていたかもしれません。そのほうが遠心力を使える気がして……。

櫻井 右手だけでクラブを持ったときに、グリップがゆるみすぎているとヘッドが垂れて地面に落ちますよね。これがスウィング中に起こるとダフリになります。だから、ヘッドを浮かせた状態でキープできるくらいはグリップに力を入れておく必要があるんです。

浅川 なるほど。

櫻井 そのうえで、右手をしっかり使って先端(ヘッド)でボールを横から叩けると飛距離は確実に
伸ばせますよ。

<問題点>
右手がゆるいせいでヘッドが「落ちる」

右手の支えが弱い(グリップがゆるんでいる)と、ヘッドの落下重力が勝ってしまい、インパクト前に地面に落ちる。これだとボールに力が伝わらない

記者「もっと力を抜いたほうが速く振れますか? 」
プロ「右手がゆるんでいると絶対に速くは振れません」

ダウンスウィング中、ヘッドにはずっと下向き(落ちる方向)の力が加わっている。少なくともそれに対抗できるだけの力を右手に入れておかないと、インパクトでヘッドを正確にボールの真横にぶつけるのは難しい。ボールを真横から叩けると、エネルギー効率はぐんと上がる

右手1本でヘッドを落とさずに振る。
ボールを横からとらえる振りになってきた!

右手1本で振ると、ボールに当てるためにはどれだけの力でクラブを支えればいいかがわかる。必要最低限のグリップ圧がわかったら、それを踏まえて徐々にスウィングスピードを上げていく。最大スピードで振るときの右手の力加減もわかってくる

Point
胸の中心を大きく回す

胸が正面を向いたままだと腕を動かせる範囲に限りがあるが、胸を回すことでそれが拡大する。胸の中心をできるだけ背中側まで回す

Drill 1
インパクトバッグを強く叩く

クラブを右手で持ち、できるだけ強い力(速い速度)で何かを叩く。スピードが出る腕の振り方、力が伝わるヘッドの入れ方がわかる

Drill 2
クラブを逆さにして最大速度で振る

自分が出せる最大スピードを脳にインプットするドリル。クラブを逆さに持ち、段階的に120%の速度まで上げて振り、そのイメージのまま通常の向きで振る

<取材後記>
当てにいかずにしっかり振れた
右手でちゃんとクラブを支えるようにしたら、ヘッドの通り道が安定して、当てにいかなくても横から打てる感覚になりました。取材前より明らかに強く打てていると思います。

月刊ゴルフダイジェスト2026年1月号より