【ギア選びのウソホント】Vol.258「グリップの種類、バラバラになっていませんか?」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! >>前回のお話はこちら 前回まで手軽にできる鉛チューンを解説してきましたが、今回からは「クラブいじり」のステップ2、グリップ交換です。グリップで最もイメージしやすいのはパターでしょう。細いモノ、……
私が見てきた経験から言うとアマチュアのグリップはバラバラな人が多いです。ドライバーはイオミック、アイアンはゴルフプライドみたいになっていませんか?
ですが、プロはみんなグリップを統一しています。ヘッドもシャフトも違うけど、グリップだけは同じという場合がほとんどです。プロは商売道具ですからクラブへのこだわりが強いのは当たり前ですが、グリップがバラバラでは同じ感覚で握れないのは明らかです。
たとえば、古いグリップは表面がツルツルしていたり、ゴムが硬くなったりします。そういうグリップを使うとムダな力みが生まれます。力みはダメとわかっていても触れた感触で「滑りそう・硬そう」と感じてしまい、力が入ってしまうんです。それを新品のグリップに替えれば、ゴムは軟らかいですからソフトに握れます。そうすると力みはなくなり、スウィングがよくなっていくのです。
アマチュアはグリップの違いなんてわかりませんとよく言います。ですが、握り心地は誰でもわかるはずです。グリップで間違いなくスウィングは変わります。そういう視点からグリップ交換をすれば、今のミスや悩みが解消できるチャンスが得られるかもしれませんよ。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年12月2日号より


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