フェアウェイウッドに求めるのは「やさしく飛ばせる」か「自在に操れる」か。京都のカリスマクラフトマンが、この2つの性能を突き詰めた2つの組み合わせを提案してくれた。

PHOTO／Akira Kato

“どちらが正解”ではなく
“どちらも正解”

FWに求めるものは人によって異なるもの。FWが苦手という人なら、とにかくミスなく安定して飛ばせることを重視するだろうし、FWでも積極的にグリーンを狙っていきたいゴルファーは、左にだけは行かせたくない、といった意図に応えてくれる操作性も重視したくなるはず。

そんな「FWにどちらを求めるか」によって選べる2つのモデルを京都の人気工房「ウィザード」の奥田氏が提案してくれた。

「バハマのCV10sブラックは低重心かつ浅重心ヘッド。大型でオートマチックな性能を持っています。フェースに弾く素材を使っているため、方向安定性だけでなく飛距離も出ます。一方ワオは、小さめのヘッドで構えたときに一見難しそうだけど実際は上がりやすくて振り抜きがいいヘッドで、操作性も高いです」（奥田）

それぞれのヘッド性能を存分に生かす、奥田氏おすすめの「アーチ」を挿した“黄金スペック”をぜひ試して、“自分の正解”見極めて!

操作性抜群!
ワオ「BANG FW」
×アーチ「ナチュラル9 セレスト」

高初速・高弾道を両立した飛距離重視のフェアウェイウッドで、弾き感のある打感の良さも魅力。シャフトの調整機能でロフトやライ角を変更できるフィッティング性の高さも兼ね備えていて、操作性も抜群!

●番手／3、5　●ロフト角／15度（3W）、18度（5W）　●シャフト／アーチ ナチュラル9 セレステ　●フレックス／24、25、26　●調子／中調子　●価格／13万2000円

安心感抜群!
エミリッド バハマ「CV10s_BLACK FW」
×アーチ「ナチュラル9 ロッソ」

低重心設計で高弾道・ビッグキャリーが特徴。フェースに特殊合金チタン素材を採用することで、大きな飛距離を出せる。シャローフェースで大ぶりのため、構えたときの安心感は抜群!

●番手／3、5、7、9　●ロフト角／15度（3W）、18度（5W）、21度（7W）、24度（9W）　●シャフト／アーチ ナチュラル9 ロッソ　●フレックス／24、25、26　●調子／中先調子　●価格／13万2000円

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月21日号より

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