【藤田寛之の米シニア挑戦記】Vol.25 縁あって大好きなレクサス車をサポートしてもらえることに!
藤田寛之「フリスコより魂を込めて」
2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート!
PHOTO/BKコーポレーション

>>前回のお話はこちら
- 2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート! PHOTO/BKコーポレーション >>前回のお話はこちら PGAツアーチャンピオンズ19戦目は、ミシガン州で行われた「ジ・アレイチャレンジ」です。米男子ツアー「ビュイックオープン」の舞台でもあった有名な……
PGAツアーチャンピオンズは、オープンウィーク。その週に嬉しいことがありました。こちらで体のケアをお願いしているダラス在住のフィジカルセラピスト、高田洋平さんからトヨタ北米本社の社長を紹介していただき、車のサポートをしてもらえることになりました。車種はレクサス「RX」で、好みの色まで指定させてもらいました。もともとレクサスは、藤田家でずっと使っていて今は奥さんが乗っていますが、RXは初代から乗っている車です。デザインも走りも乗り心地もすべてが最高です。アメリカは車なしでは生活できませんから、本当に助かります。
また、トヨタ北米本社の社長には、練習させてもらえるゴルフ場も紹介していただきました。超プライベートコースなのですが、今週はその練習場で練習しました。ドライビングレンジは350Y以上、練習グリーンは両サイドにあり、コンディションは完璧。アプローチグリーンは3~4面はありました。芝から打てて、ボールはすべてタイトリスト。びっくりするくらい充実した施設でした。
練習は火曜、水曜、金曜、日曜でレンジで2時間、アプローチ&パットで1時間くらいです。完全なプライベートコースなので本当に人が少なく、葛城GCで練習しているような感じでした。すごく充実したというか、集中して練習ができましたね。今の課題はアイアンショットですから、自分と対話しながらいろいろ試しました。
すでに19試合を消化しました。10月のプレーオフシリーズまであと5試合ですが、改めて経費を振り返ってみると1試合で100万円くらいかかっている感じです。それでもレンタルハウス、交通費、生活費などの経費だけで、スタッフのギャラは含まれません。どうみても赤字ですね。どうにか黒字に持っていきたいです。

練習やトレーニング後はハンバーガー屋です
高田さんのとの出会いに感謝です
理学療法士でもある高田さんは、畑岡奈紗選手や笹生優花選手もケアしています。体だけでなく、スウィングの動きにも詳しく、いろいろと相談できました。しっかり体もケアしてもらいました


藤田寛之
1969年生まれ、福岡県出身。葛城GC所属。レギュラーツアーで23年間シード選手として活躍。ツアー通算18勝を挙げ、2012年に賞金王を獲得。2023年日本シニアオープン制覇。今季はPGAツアーチャンピオンズにシード選手としてフル参戦中
週刊ゴルフダイジェスト2025年9月23日号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
雑誌




















