シャフトがほぼグリップ!? ショートパットが得意になる ARゴルフ「キャリバーホッケーグリップ」【近未来ゴルフギアワールド】
新発想すぎるパターが登場! その名も「ホッケーパター」。革新的なのはヘッドというよりグリップで、ほぼシャフト全長を覆うほどの長さになっている。これにより、まるでアイスホッケーのスティックのようにストロークすることができ、ショートパットの安定感が“爆上がり”するという。これぞ近未来のパターかも!
「どこでも握れる」
これが大きなメリット
40インチ前後の全長のほぼすべてがグリップ! この脅威のパターグリップこそが「キャリバーホッケーグリップ」。文字通りホッケーのスティックのように、全長のどこでも握ることができ、かつ持ち手部分が平面になっていてスクエアに構えやすいのが特徴だ。
これが、ショートパットに強いパターを開発しようとしていたフランス発のクラブメーカー・ARゴルフ(アールゴルフ)のスタッフの目に留まり、即採用。スプリットハンド専用のパターとして世に出たのがこのパター。
どこでも握ることができることで、たとえばクラブのバランスポイントを持って操作することも可能。スプリットハンドは(右利きの場合)利き手である右手の感覚を生かしてストロークできるため、ヘッドを思ったところに出しやすくなるなどのメリットがある。
そもそもARゴルフがなぜこのグリップを採用したかといえば、膨大な試打データからスプリットハンドがショートパットに有効だと考えていたから。スクエアに構えることができ、安定感があり、思った通りにヘッドが出せるこのパターなら、入れごろ外しごろのショートパットも怖いものなし!
ARゴルフ
「キャリバーホッケーグリップ」
●ヘッド/ペンドラゴンLT(ネオマレット型)、ラモラーク(ブレード型) ●ヘッド重量/350g(ペンドラゴンLT)、355g(ラモラーク) ●ロフト角/2度(ペンドラゴンLT )、3度(ラモラーク) ●ライ角/72度 ●ヘッド素材/超々ジュラルミン7175AL(ペンドラゴンLT)、GSS304L(ラモラーク) ●グリップ素材/カーボン ●長さ/37インチ、41インチ ●価格/15万4000円~
月刊ゴルフダイジェスト2024年12月号より