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【なんでもランキング】Vol.143 今週、14年ぶりに日本で開催!「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」第2回大会を制したのは?

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、2010年に行われたアジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権の成績を振り返る。

今週、アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権が14年ぶりに日本で開催される。アジア太平洋地域の将来有望なアマチュアゴルファー育成を目的に、2009年に第1回が中国の深圳でスタートした。翌2010年は日本の霞ヶ関カンツリー倶楽部で第2回が開催された。今年と同じ10名の日本人選手が参加したが、初日から安定したプレーでバーディを積み重ねたのは松山英樹。最終日は2位に3打差の11アンダーで、単独首位からのスタート。この日もスコアを伸ばし、後続に5打差をつけ優勝を決めた。

優勝者には翌年のマスターズと全英オープンの出場資格が付与される。そして迎えた2011年マスターズ、日本人初のアマチュアとして出場し、19歳1カ月の日本人最年少で決勝ラウンドに進出した松山は、通算1アンダーの27位タイでフィニッシュ。出場アマ6選手の中で予選を通過したのは松山のみで、日本人史上初のローアマチュアを獲得した。

この年の10月、シンガポールで行われた第3回大会にディフェンディングチャンピオンとして臨んだ松山は、接戦を制し、見事連覇。そして翌月に今年の開催コースである太平洋クラブ御殿場コースで行われた国内男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズでは史上3人目のアマチュア優勝も達成した。

<2010アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終成績>

週刊ゴルフダイジェスト2024年10月15日号より