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「まずは体を作らないとダメだ」幡地隆寛、大躍進のきっかけはケプカとのラウンドだった

今年の関西オープンで悲願の日本ツアー初優勝を挙げた幡地隆寛。飛躍のきっかけや現在の取り組みについて聞いてみた!

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki

幡地隆寛 はたぢたかひろ。1993年生まれ、広島県出身。身長188センチから繰り出されるドライバーが魅力

ケプカと
ラウンドしたのがきっかけ

今年初めにニュージーランドオープンを制し、その勢いのまま関西オープンで日本ツアー初優勝を飾った幡地隆寛。ゴルフへの取り組み方に変化があったと話してくれた。

「ケプカとラウンドしたのがきっかけで、そこから考え方や取り組みが変わりました。ケプカを見て、体がかなり出来上がっていたので、まずは体を作らないとダメだなと感じました。そこから、筋トレを本格的にスタート。今は鍛えた体をどうスウィングに生かすかを考えながら取り組んでいます」

昨年のダンロップフェニックスでブルックス・ケプカと回ったのがきっかけ!

変化Point 1「フィジカル」
海外選手のトレーニング動画で研究

「背筋をメインに、下半身とねん転のトレーニングをやっています。特に、ジャスティン・トーマスとトミー・フリートウッドの動画は参考になるんです」

幡地はここで体を作っている
「Best Performance Laboratory」

体の動きに精通するプロが数多く在籍する南青山にあるトレーニングジム

変化Point 2「スウィング」
右肩が前に出るクセを解消

調子が悪いときはアドレスが変わることに気付いた。「右肩が前に出て、左を向いてしまうんです。ここが自分のウィークポイントです」

変化Point 3「クラブ」
クラブの形状にもこだわるように

以前はクラブへのこだわりは強くなかったというが、「球を操作したいので、つかまりすぎないストレート形状のアイアンを選ぶようになりました」とタイトリスト「620MB」を愛用

月刊ゴルフダイジェスト2024年8月号より