【芯を喰うアイアン】ライ角どおりにインパクト④。手嶋多一「ヒール側で芝こすり練習が効きます!」
今年からレギュラー、シニアの両ツアーに参戦し、シニアデビュー戦の金秀シニアでは見事に優勝。ドローボールを武器に22年間シード権を守ってきたショットメーカーだ。そんな手嶋プロならではの過度なトウダウンを防ぐ練習法を紹介。
ヒール側の芝をこするように、手元は低く体の側を通す
手嶋 インパクトはフェースが少し開いた状態で、ヒール側から入れるイメージが必要です。そのあと、ボールが当たってクラブが勝ってに閉じることでフェースがスクェアになるって陳清波プロも言ってますよね(笑)
最初からスクェアに当てようとすると(トウダウンが強くなって)逆にトウ側から入り、ボールの衝撃でヒールが前に出るので、弱いに球になるという。
手嶋 ハーフウェイダウンで上体の角度とフェースの向きをそろえると、上手くヒールから入れやすくなりますよ。
Point.1
ヒールから入り、フェース開き気味に球をつかまえる
手嶋 スクェアに当てるのではなく、ヒール側から開いた状態で入れて、最後にトウを閉じる。ヒールで芝をこする練習をするとこの感覚が身につきますよ。
Point.2
ハーフウェイダウンで前傾とフェースは平行に
手嶋 フェースを早めに下に向けて、上体の前傾角と一致させることで、ヒールから入れてもボールがつかまるようになります。
Point.3
手元は常に体のそばから離れない
手嶋 ライ角どおりのインパクトは手が体の近くを通らないと実現しません。手が離れた途端に手元が浮いて、トウダウンが強くなってしまいます。
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