2023年のプロテストが終了し、新たに21名の合格者が誕生した。その中には、以前「女子プロ百花」に登場し、プロテストへの思いを語った政田夢乃の姿も。今回5度目の挑戦で見事合格を手にした彼女に、改めて今の思いを聞いた。

PHOTO／Hiroaki Arihara

目指すは憧れの宮里藍

月刊ゴルフダイジェスト2022年2月号の「女子プロ百花」に登場した政田夢乃が5度目のプロテストで見事、合格を果たした。

「今回は楽しもうという気持ちで臨んでいたんですけど、最終日10番から3連続ボギーを叩いたときは、悪いイメージが頭をよぎってしまい、やっぱり最後はすごい緊張しましたね。今は素直に嬉しい気持ちが強いです」と合格したことにひと安心の様子だが、目指すものはもっと先にあるという。

「まずは1勝を目標に掲げています。そのためにはQTを突破してレギュラーツアーにしっかり出ること。そして将来はゴルフを始めるきっかけとなった宮里藍プロのようにみんなが憧れる選手になりたいです」

「まだまだ課題もいっぱいなんです」

「バーディを狙ったプレーで常に60台を出せるゴルフが目標です。課題はアプローチとマネジメント。この2つを重点的に強化し、先に活躍している同世代の西村優菜プロや古江彩佳プロに追い付きたいです」

政田夢乃の1Wスウィング

「平均飛距離は235ヤード。ツアーで戦うにはもう少し飛距離を伸ばしたいので体幹のトレーニングをしっかりとやっていきたいと思っています」（政田）

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月刊ゴルフダイジェスト2024年1月号より