【今月の“推し男子”】#3 鈴木晃祐「AB型の強みを生かして狙うは賞金王!」
今年、ABEMAツアーで2勝を飾り、レギュラーツアーでも賞金ランク21位につける鈴木晃祐。蟬川泰果とは東北福祉大の同級生でもあり、一番のライバルだという。今後の活躍から目が離せない若手のひとりだ。
鈴木 晃祐
すずきこうすけ。両親の影響でゴルフを始め、高校2年時に日本ジュニア優勝などジュニア時代から頭角を現す
●2000年7月30日生まれ ●身長/172センチ ●体重/63キロ ●血液型/AB型 ●出身地/千葉県 ●出身校/東北福祉大学 ●趣味/YouTubeのゲーム実況を見ること ●目標/賞金王 ●ストレス解消法/とにかく寝る ●今季の目標/レギュラーツアー優勝 ●千葉のオススメメシ/もちもちの木のラーメン
AB型は試合で有利?
蟬川泰果といえば男子ツアーで知らない人はいない存在。その蟬川が大学3年まで勝つことができず、ライバル心が最も強い相手というのが、今回紹介する鈴木晃祐だ。
「大学時代、僕が副将でタイガ(蝉川)が主将という関係だったんです。同期で仲もいいんですが、やっぱり負けたくないという気持ちが強いですね。今はまだタイガには及びませんが、ここから一つずつ勝ち星を重ね、将来的には賞金王になりたいです」と真剣な表情で目標を語る鈴木晃祐。
その真剣な表情の反面、彼にはレギュラーツアーで“不思議ちゃん”と言われる一面もあるという。
「よく何を考えているかわからないとか、変わってるねって言われるんです。自分ではまったく自覚がないんですが、自分の世界に入り込んじゃうことが結構あるみたいで……。そんなときは周りの人が近づきにくいオーラを放っているみたいです(笑)。まぁそのおかげで試合中もめちゃくちゃ集中できるんですよね。AB型を上手く生かせてるというか、この性格は僕の強みのひとつだと思っているんです」
蟬川の同期であり、中島啓太や平田憲聖などと同じ2000年生まれの鈴木。ライバルは多いが、ここからどれだけ活躍できるか、注目していきたい。
先輩たちは少し怖い存在です
レギュラーツアーには比嘉一貴など東北福祉大出身の先輩が多くいる。練習ラウンドをともにすることも多いが「いろんなことを教えてもらえるのでありがたいのですが、やっぱり先輩って少し怖いんですよね(笑)」
こんな一面も!
休みの日はゴルフを忘れてとことん寝る
ストレス解消法はとにかく寝ることだという鈴木。「休みの日は1日中ゴロゴロしているか大好きなゲーム実況のYouTubeを見たりしています。休みとゴルフのメリハリをかなり大事にしています」
AB型で変わってるって言われます
AB型は変わり者と言われることもあるが「自分では変わってるとは思わない」と鈴木。「周りの人が変わってるねとか何を考えているのか分からないと言ってくるのですが、それも個性! 自信を持ってます(笑)」
苦手なクラブはありません
苦手なクラブはひとつもなく、どんな場面でもプレッシャーを感じにくいと鈴木。「どんなクラブでも大きなミスをしない自信があるので、調子の浮き沈みは少ないと思います」
反力を目いっぱい使って300Y!
鈴木晃祐の1Wスウィング
月刊ゴルフダイジェスト2023年9月号より