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【新ルール】ソールしたら球が動いた…このときの対処法は?

ティショットを右に曲げた満石のボールは、急な斜面に止まっていた。2打目を打とうとアドレスに入り、クラブをボールの手前にソールさせたところ、その影響でボールが動いてしまった。「故意にボールを動かしたわけではないから無罰」と主張する満石だったが――。

満石のセカンド地点

止まっていたのは今にも転がり落ちそうな、急な斜面

早く打たなきゃと、構えたところ…

ボールが動いてしまった! このときの対処は?

ゴルル会員番号48 渥美友里恵、ゴルル会員番号44 水谷花那子

斜面でソールしたらボールが動いてしまった。どうなる?

  • A. 故意ではないので無罰でリプレース

    不正解。新ルールでは、プレーヤーが球を探している時や、グリーン上に球があるときに、球を偶然に動かしても罰なしでリプレースできるようになった(規則13・1b)。しかし今回のように、グリーン上以外でソールしたときに球が動いた場合などはたとえ偶然であっても、旧ルール同様1打罰を受け、球は元の箇所にリプレースする(規則9・4b)

  • B. 動かした原因が自分なので1打罰でリプレース

    正解。新ルールでは、プレーヤーが球を探している時や、グリーン上に球があるときに、球を偶然に動かしても罰なしでリプレースできるようになった(規則13・1b)。しかし今回のように、グリーン上以外でソールしたときに球が動いた場合などはたとえ偶然であっても、旧ルール同様1打罰を受け、球は元の箇所にリプレースする(規則9・4b)。

  • A. 故意ではないので無罰でリプレース
  • B. 動かした原因が自分なので1打罰でリプレース

覚えておこう! ルールの新用語「レディーゴルフ」

プレーの順番は、ティショットの場合はオナーから、セカンド以降はホールから最も遠い球からプレーするのが原則だが、複数のプレーヤーが利便性や時間節約のために同意している場合や、プレーすべき順番のプレーヤーがまだ準備ができていない場合には、安全を間違いなく確保できる方法で、違う順番でプレーすることが認められ、推奨される(規則6.4b)

監修/小山混

週刊GD2019年11月26日号より

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