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【新ルール】カップのフチを勝手に直した、これってペナルティあり?

3mのパーパットを残した満石。前のホールでピンを差したままパットしたところ、ピンに弾かれてしまったので、今回はピンを抜くことに。見ると、カップのフチの部分が削られていたので、削られた部分を平らに修復。すると、同伴者の水谷がペナルティを指摘 ──。

満石のパーパット

ところが、カップのふちがあれていることに気づく

パーパットだし、直そうとする満石

ところが、水谷にペナルティだと指摘される

ゴルル会員番号47 満石奈々葉、ゴルル会員番号44 水谷花那子

カップのフチが削られていた。これって直してもいいの?

  • A. 直すことができる

    正解。旧ルールでは、古いホールの埋跡とボールマークの修復は認められていたが、それ以外のグリーン面の損傷を修理することはできなかった。しかし新ルールでは、罰なしに、グリーン上の「人や外的影響によって生じたあらゆる損傷」を修理することができる。これによって、スパイクマークなども直すことができるようになった。(規則13・1c)

  • B. ホールアウトするまではどんな傷も直してはいけない

    残念、不正解。旧ルールでは、古いホールの埋跡とボールマークの修復は認められていたが、それ以外のグリーン面の損傷を修理することはできなかった。しかし新ルールでは、罰なしに、グリーン上の「人や外的影響によって生じたあらゆる損傷」を修理することができる。これによって、スパイクマークなども直すことができるようになった。(規則13・1c)

  • A. 直すことができる
  • B. ホールアウトするまではどんな傷も直してはいけない

覚えておこう! ルールの新用語「ドロップゾーン」

ローカルルールで設定することのできる場所で、目的外グリーンや異常なコース状態、ペナルティエリアなどで通常の救済の選択肢では支障がある、またはドロップする場所が取れない場合に、委員会やクラブが設定したドロップすることができるエリアのことを指す。

週刊GD2019年7月16日号より

一冊持ってバッグに入れておこう。とても読みやすい新ルールの本です↓