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【新ルール】動物の足跡は動物の穴? 救済できる、それともできない?

ティショットを右に曲げた渥美のボールは、動物の足跡の中に入っていた。渥美は、新ルールに「『動物の穴』は異常なコース状態なので救済できる」という項目があったのを思い出し、「これは動物がつくった足跡に違いないから救済できる」と主張、果たして……。

渥美のティショット

ゴルル会員番号47 満石奈々葉、ゴルル会員番号48 渥美友里恵

右に曲がった球は林の中へ

近くまで行ってみると、穴の中に!

これは動物の穴? どう対処する?

ボールが動物の足跡の中に入ってしまった! 救済は受けられる?

  • A.「動物の穴」なので罰なしの救済が受けられる

    不正解。異常なグラウンド状態として救済が認められる「動物の穴」は、旧ルールにあった「“穴掘り動物”が作った穴」という限定がなくなり、「動物が地面に掘った穴」と再定義された(ミミズや昆虫の穴を除く)。ただし、今回のような「単独の動物の足跡」は、旧ルール同様地表面の不正箇所にあたり、罰なしの救済は認められない(規則16・1、定義)。

  • B.「動物の穴」には該当しないのであるがままプレー

    正解。異常なグラウンド状態として救済が認められる「動物の穴」は、旧ルールにあった「“穴掘り動物”が作った穴」という限定がなくなり、「動物が地面に掘った穴」と再定義された(ミミズや昆虫の穴を除く)。ただし、今回のような「単独の動物の足跡」は、旧ルール同様地表面の不正箇所にあたり、罰なしの救済は認められない(規則16・1、定義)。

  • A.「動物の穴」なので罰なしの救済が受けられる
  • B.「動物の穴」には該当しないのであるがままプレー

覚えておこう! ルールの新用語「動いた」

止まっている球が元の箇所を離れて他の箇所に止まり、それが肉眼によって判別可能な移動である場合(誰かが動く瞬間を見ていたかどうかにかかわらず)、その球は「動いた」と定義される。これは球が上下、水平、どの方向に動いたかにかかわらず適用される。球が揺れたり振動しているだけで、元の箇所にとどまっている、または戻っている場合は、「動いた」ことにはならない。

監修/小山混

週刊GD2019年10月1日号より

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