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【新ルール】見つからない…、いったん諦めたボールが見つかった! 対処法は?

ティショットを左に曲げた板倉。ボールを探し始めて2分が過ぎたところで、諦めてティーイングエリアから打ち直すことに。ところが戻る途中、ラフで自分のボールを発見。まだ3分が経過していなかったので、そのボールでプレーを続行しようとしたのだが――。

ティショットを左に曲げた板倉

ゴルル会員番号47満石奈々葉、ゴルル会員番号14板倉由姫乃

ボールを探すけど、見つからず…

ところが、ふと下を見てみると、探していた球があった!

あ、あった!

打ちなおすといったのに、ボールが見つかればそれはセーフなの?

紛失したと思ったボールが見つかった。捜索開始から3分が経過していなければ、プレーしてOK?

  • A. 見つかったボールをプレーできる

    正解。新ルールでは、球の捜索時間は5分から3分に短縮された。球が紛失したことでストロークと距離の救済を受ける場合、プレーヤーが別の球をインプレーにした時点で、元の球はプレーできなくなる(規則18・1)。今回のケースでは、ティーイングエリアから別の球をプレーしておらず、かつ3分が経過していないので、元の球をプレーできる。

  • B. 紛失球として打ち直さなければならない

    不正解。新ルールでは、球の捜索時間は5分から3分に短縮された。球が紛失したことでストロークと距離の救済を受ける場合、プレーヤーが別の球をインプレーにした時点で、元の球はプレーできなくなる(規則18・1)。今回のケースでは、ティーイングエリアから別の球をプレーしておらず、かつ3分が経過していないので、元の球をプレーできる。

  • A. 見つかったボールをプレーできる
  • B. 紛失球として打ち直さなければならない

覚えておこう! ルールの新用語「ボールマーカー」

拾い上げる球の箇所をマークするために使用する人工物のこと。ティやコイン、その他ボールマーカーとして作られたものや別の小さい用具が該当する。なお、規則が「ボールマーカーが動かされること」に言及する場合は、“球の位置をマークするために置かれたボールマーカー”のことを指す。球をマークする目的で置かれたわけではないボールマーカーについては、動かしても問題ない。

監修/小山混

週刊GD2019年10月22日号より

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